SHISHAMOの魅力が詰まった楽曲
2020年12月2日にSHISHAMOの新曲【人間】が配信リリースされました。
同日、上原実矩さんが主演のMusicVideoも公開となっています。
上原さんがSHISHAMOのMVで主演を務めるのは5年ぶりとなったそうです。
長年のSHISHAMOファンからは「上原さんが大人になってる!」との声も上がりました。
何もかも面白くなくて笑えない「空っぽ」の自分への戸惑いを書いた詩はたくさんの共感を得ています。
ストレート思いが乗った歌詞だからこそ心にスッと入ってくるのでしょう。
同作のジャケットイラストはGt.Voである宮崎朝子さんの書下ろしです。
「人間」という文字が集まり人の形になっているセンスが溢れるデザインに注目が集まりました。
等身大の歌詞が共感を呼ぶ
同世代のファンから多く支持を集めるバンド
楽しいときは気分が上がる音楽を、落ち込むときはしっとりとした音楽を選びたくなるでしょう。
SHIAHAMOの楽曲は前向きな歌詞は明るく、別れなど切ない歌詞はしっとり演奏しています。
歌詞とメロディーのテンションが一致することでより心に響くのかもしれません。
また等身大の言葉が並ぶ歌詞が多いのが最大の魅力です。
等身大の歌詞だからこそ、自分自身と重なり心を掴まれバンド虜になっていくのでしょう。
気付きを与えてくれる歌詞
SHISHAMOの楽曲はストレートに言葉をぶつけてくれる深く心に響く歌詞が多いです。
自分の気持ちを歌で代弁してもらえる様に感じられる、何度も何度も聴きたくなるでしょう。
共感できる歌詞は「こうしたかったんだ」「こう思ってたのかも」と自分の気持ちに気付きを与えてくれます。
深く刺さる歌詞が自身のバイブスになっているファンも多いようです。
物足りない日々
物足りなくてつまらない
一等賞をとったって何故か嬉しくなかった
欲しいモノはそれじゃなかったから
つまんないなあ全部
なにかないの?おもしろいことは
つまんないなあ、あれもこれもそれも君も
出典: 人間/作詞:宮崎朝子 作曲:宮崎朝子
「一等賞」は多くの人が目指し、貰えたら嬉しいものです。
しかしながら求めているものは「一番を取ること」ではなかったのでしょう。
もしかしたら「一番」にはもう何度もなっていて競い合える相手がいないのかもしれません。
何も変わらない毎日は平和ではありますが、刺激がなく物足りなさを感じることもあります。
そんな平凡な毎日に面白みを感じなくなってきてしまったのでしょう。
全てのことがつまらなく思えてしまい、八つ当たりをしているように読み取れます。
本当に欲しいものが分からない
足りない 足りない
欲しい物が増えていく
出典: 人間/作詞:宮崎朝子 作曲:宮崎朝子
物足りなさを埋めるためにまた新しい何かを求めるのでしょう。
しかし本当に欲しいものが何なのか自分でも分からないのかもしれません。
何で満たされるか分からないから、色々なものを手に入れたくなるのです。