SHISHAMO【人間】歌詞の意味を考察！どうしてみんなを疑うの？なぜ私の真ん中がいつも空っぽなのか

どうしたら自分が満たされるのか全然見つけられずにいるのです。

欲しいモノが自分でも分からないので誰かに期待することもできません。

この「物足りなさ」から解放されることはないのかもと諦めてしまっています。

素直さは愛されますが嘘を上手につくことが出来ず、時に自分を苦しめるのでしょう。

楽しくなくても楽しいフリをしたり、本当の自分の気持ちにそぐわない行動は疲れます。

なぜ自分がこんなにも辛いと思っていることを周りは笑ってやり過ごせているのでしょうか。

今までもたくさん無理をしてきたのかもしれません。

周りから浮かないために愛想笑いもたくさんしました。

溜め込んでいた気持ちが爆発すると悪態をついてしまうときだってあります。

いつだって楽しい気持ちではいられないし、笑ってだっていられません。

自分自身の変化に気付き始め、それに戸惑っている状況のように読み取ることができます。

「私」はまたひとつ大人になってきているのかもしれません。

全てのことが面白く感じられなくなってしまったのは心が成長しているからなのでしょう。

笑えない自分を「空っぽだなあ」と感じているのかもしれませんが、決してそんな事はありません。

この「物足りないつまらない日々」こそ成長のチャンスなのです。

つまらない日々から脱出しようともがき苦しむこともあるでしょう。

苦しみの中にいるときは楽しさなど見つけにくくなるものです。

しかしそこで諦めずに変化する自分を受け止め前に進んでいくことが大切です。

そうやって行動することによって外の世界に飛び出していくことが出来ます。

すると今までとは違った景色が開かれてまた新たな自分を見つけることが出来るようになるでしょう。

その成長こそが人間の面白いところなのです。

いかがでしたでしょうか？

【人間】はSHISHAMOの楽曲の中でも特にメッセージ性の強いナンバーです。

いままでと一味違う彼女たちの成長を感じ影響を受けるファンも多いのでしょう。

等身大の歌詞が共感できると定評のあるSHISHAMOのアルバム【卒業制作】もオススメです。

高校生のときに制作された楽曲とあって、青春の真ん中にいた彼女たちのリアルが感じられます。

中でも【第3ボタン】は青春の甘酸っぱさやもどかしさを思い出させてくれるナンバーです。

聴くとどこか懐かしい気持ちになれるでしょう。

同アルバム「卒業制作」に収録されている【君に告白した理由】もオススメです。

素直で正直な言葉が青春ど真ん中の高校生らしくどこか懐かしい気持ちにさせてくれます。

大人になっていくとだんだん言葉を選び言いたいことが言えなくなったりするでしょう。

そんなもどかしい気持ちを抱えたときSHISHAMOの音楽を聴くと「自由」だった頃を思い出すことが出来ます。

それだけで少し気持ちも軽くなるのです。