【Shape of Love】とはどんな曲?

【スターダストプロモーション】所属のダンスグループ

DISH//【Shape of Love】歌詞の意味解説!本当に探しているものって?愛の正解に迫るの画像

ももいろクローバーZ】や【超特急】が所属している【スターダストプロモーション】。

そして同事務所に所属しているのが男性4人組ダンスグループの【DISH//です。

【北村匠海】を筆頭に数々の楽曲を世の中に生み出しています。

その中から今回歌詞の意味を読み解いていくのは【Shape of Love】という楽曲

この楽曲は2020年2月26日にリリースされたミニアルバム【CIRCLE】に収録されています。

俳優業やバラエティでも活躍している【北村匠海】が作詞に携わっていることでも注目を浴びました。

歌詞の意味を読み解きながら、この曲に込めた想いとメッセージを解説していきたいと思います!

訳すと愛の形というタイトル

タイトルは【Shape of Love】。

これを日本語に訳すと「愛の形」になります。

愛をテーマにしたこの楽曲。

人が持つ感情の中でも奥が深く、そして人によって様々な形に変わるのが愛ではないでしょうか。

純粋で真っ直ぐな愛の形もあれば、歪んでしわくちゃになった愛の形もあるのです。

そしてこの楽曲で「愛の形」と表しているのは「愛の注ぎ方」のことではないでしょうか。 

人の数だけ自分の中に決めたオリジナルの愛の注ぎ方があるのです。

この楽曲は、自分の愛の注ぎ方が分からなくなってしまった主人公の心情を描いた1曲になっています。

主人公は歌詞の一人称から察するに男の子。

この曲の物語の軸は主人公の男の子の別れてしまった元恋人への想いです。

これから歌詞を少しずつ見ながら、主人公の心情と想いを読み解いていきたいと思います。

別れたばかりの寂しさを思い出すような歌詞

不意に思い出してしまう相手のこと

クローゼットの中からピーコートを出した途端
君の匂いがした

出典: Shape of Love/作詞:北村匠海,zopp 作曲:さかいゆう

歌い出しの歌詞です。

主人公が自宅の収納から取り出したのは1着のアウター。

そのアウターを引っ張り出した時に、フワッと香ったのは元恋人の匂いです。

おそらくそのアウターを着て何度も一緒にデートを重ねているうちに匂いが染み込んでしまったのでしょう。

不意を突かれたような彼女の匂い。

それが主人公の頭の中を無意識のうちに元恋人のことで埋め尽くしてしまっているようです。

元恋人との思い出のものや2人で買ったものなど、思い出すきっかけは周りに数多く潜んでいます。

別れてから引きずらないために忘れようとしていても、簡単に忘れることはできないのです。

彼女がいない現実

抱えた優しさと愛 全部あげたのに君は
なんでここにいないんだろう

出典: Shape of Love/作詞:北村匠海,zopp 作曲:さかいゆう

彼女のことを思い出してしまった主人公。

それ故に別れた悲しみと1人になってしまった寂しさが込み上げてきているようです。

自分では精一杯彼女に接してきたつもりでした。

彼女のことを考え、想い、そして深い深い愛を注いできたつもりなのです。

しかし今、自分の側に彼女はいません。

その現実を改めて感じ、切ない気持ちになってしまっているようです。

別れたての辛さは計りしれません。

円満に別れたのならまだしも、どちらかが想いを残したままの別れには必ず深い傷を伴います。

主人公がまさにその状態で、心に傷を負ってしまっているのでしょう。

この歌詞には別れたばかりの寂しさを思い出して共感する方も多いのではないでしょうか。

歌詞に共感すればするほどこの歌詞の世界観に引きずり込まれていくのです。

主人公が迷っている理由

何が正しいのか分からなくなってしまう主人公

正解なんて 正解なんて
まだ見つからなくて
迷いながら
愛のカタチ どんなカタチかを
探し続けてる

出典: Shape of Love/作詞:北村匠海,zopp 作曲:さかいゆう

主人公自身は正しいと思っていた彼女への愛の注ぎ方

しかし別れてしまったことで否定されたような気持ちになり愛の注ぎ方を見失ってしまったようです。

自分ではたくさんの優しさと愛を注いてきたつもりでした。

しかし何が足りなかったのかは分かりませんが、彼女は満足していなかったのです。

「自分の愛の示し方が間違っていたのではないか」。

主人公は路頭に迷い、どうしたら良いのか分からずに苦しんでいるようです。

「どうすれば別れずに済んだのだろう」「彼女を満足させるには何が足らなかったのだろう」。

たくさんの疑問が頭の中に生まれ、そして激しい後悔に苛まれているのです。

正しい愛の注ぎ方を探さなければいけないと主人公は思ったのでしょう。