山下智久【CHANGE】歌詞を徹底解説！歌詞に登場する動物が表しているものって？未来を変えてみよう

フラミンゴは説明するまでもなく、ピンク色の羽毛が綺麗な鳥ですよね。

黒いフラミンゴというのは恐らく、群れの中で異質な存在。

「君」という唯一無二の存在を表すためにそんな風に例えたのではないでしょうか。

現実世界にも実は黒いフラミンゴがまれに出現することがあります。

「メラニズム」というメラニン色素が多く作られてしまう色素異常による突然変異によって黒いフラミンゴが誕生することもあるのです。

フラミンゴはプランクトンや藻類を食べることによってピンク色の羽毛になるというメカニズムがあります。

カメレオンほど早い変化ではありませんが、フラミンゴも体の色が変わる生き物と言えるでしょう。

そんなフラミンゴの中で何をしても目立ってしまい、浮いてしまう存在の黒いフラミンゴ。

おそらく群れにも馴染めずに辛い思いをすることもあるのではないでしょうか。

そんな姿が「君」と被って見えた…

生きづらそうな「君」に山下さんは「人と違うことを楽しもう」と呼びかけています。

「人と違う」ということで悩んでいる人への前向きなエールだと言えますね。

カメレオンから優雅な黒いフラミンゴへ…片足だけでしっかり立つその姿は立派なものです。

「君」は自分の思った通りの人生を歩んでこなかったのでしょうか。

かなり理性的に自分を厳しく縛っていたようですが…

もうそれは止めにしようと山下さんは呼びかけています。

彼が「君」へ呼びかけたのは「エレファント」。

つまり、あの鼻が長くて耳の大きい動物「ゾウ」です。

アフリカゾウなら、その体重は7.5tになることもあります。

どっしりとしたイメージの「ゾウ」。

揺るぎない力強さで歩くその姿はもう体の色を変えたりせず、新たな道へと足を運びます。

作詞をした山下さんは「揺るぎない信念で未来を変える」というテーマを意識したそうです。

この「ゾウ」のイメージはまさしく、その「しっかりと信念を抱く」という行為を表したものでしょう。

屈強な動物へと姿を変えた「君」はどこへ向かおうとしているのか。

歌詞はいよいよクライマックスを迎えます。

カメレオンから黒いフラミンゴ、そしてゾウへと華麗に変貌した「君」は「僕」と現実に立ち向かう決意をします。

それは「未来」だけでなく、「今」この時から変化を起こそうと呼びかけているのです。

残念ながらこの記事を書いている現在、『CHANGE』はまだリリースされていません。

今回ご紹介した歌詞は『インハンド』のオープニングで流れている部分のみとなります。

しかし、このわずかな部分を読んでも分かる通り、それぞれの動物の特徴と「君」の変化を上手くリンクさせた内容でした。

フルバージョンを聴くのが楽しみですね！

『CHANGE』はタイトル通り、「君」へ変化しようと呼びかける曲でした。

力強く信念を持ち、未来へ立ち向かっていこうという熱いメッセージが込められた曲です。

改めて聴いてみてくださいね。

アニメ『逆転裁判』のオープニング曲として採用された『Reason』。

「原因」という意味のタイトルですが、アニメ本編の内容とリンクしているのでしょうか？

こちらの記事では歌詞を改めて解説していますよ。

相対性理論のメンバー二人が楽曲を提供した『愛、テキサス』。

映画『パリ、テキサス』のオマージュが含まれたハードボイルドな世界観は、これまでのイメージとは一味違います。

NEWS脱退後の初シングルとあって、力の入った作品に仕上がっていますので、是非チェックしてみてください。

こちらの記事では「ディアブロ」という言葉の意味や、歌詞に登場するセリフなどを詳しく解説していますよ。