「Loveless」とは
「Loveless」とは山下智久さんが歌う切ないラブソングです。
「Loveless」は2009年に行われたソロライブに先行する形でリリースされました。
曲名は「愛されない」という意味です。
歌詞の中で曲名の意味がよく分かります。
山下智久さんこと、山Pの切ない歌声も見所。
そんな「Loveless」の歌詞を解説していきます。
分かってしまった気持ち
分かっていた
もう なんとなくわかってる
君がうつむくわけを 別れを切り出せずにいるんだよね
出典: Loveless/作詞:荘野ジュリ 作曲:Jin Nakamura
付き合っている人の気持ちが離れてしまうことがあるでしょう。
1行目の歌詞のようにあなたは付き合っている相手の気持ちを分かったことはありますか?
もしも分かってしまった場合、どうするでしょう。
自分から別れを切り出す人もいれば、あえて言わない人もいます。
気づいていても何らかのリアクションしない人もいるでしょう。
それぞれ別れたいか別れたくないか、どちらかの気持ちを抱えています。
その中で、相手からの言葉を待つ人もいると思いました。
「Loveless」の歌詞では相手の言葉を待つ人の心情が歌われてるのです。
あなたが相手の言葉を待つ人だったら共感することもあるでしょう。
もしもあなたが自分から動いたりする人なら参考にしてみてはどうでしょうか。
距離
舗道に落ちた影は
寄り添って重なるのに
二人の想いは 今 離れていく
出典: Loveless/作詞:荘野ジュリ 作曲:Jin Nakamura
目に映る距離と心の距離は必ずしも同じというわけではありません。
どんなに近くにいても、目に見える距離だけで測れないのが思いです。
自分がどれだけ相手と一緒にいようと、相手の気持ちを変えることは難しいでしょう。
それは自分が悪いわけでも、相手が悪いわけでもありません。
人の心は自由にできないだけなのです。
自分が相手のことをどんなに好きでも相手の心を完全に引き留めることはできません。
相手の気持ちが離れてしまったら、辛い気持ちになってしまいます。
引き留められないか考えてしまうかもしれません。
しかし相手の気持ちを変えることは難しいのです。
引き留められない心
違う恋に出会った君
違う恋に 出会ってしまった君を
つなぎとめる言葉も 見つからない
出典: Loveless/作詞:荘野ジュリ 作曲:Jin Nakamura
付き合っていくなか、相手とずっと一緒にいたいと思うでしょう。
しかし相手の気持ちが絶対変わらないということはありません。
相手が他の人に心奪われてしまうこともあるのです。
自分以外の人と誰かに心を奪われてしまったとしたら、どうするでしょうか。
話し合う人や、そのまま別れを受け入れる人もいるかもしれません。
相手を手放したくなくて何とか繋ぎとめようとする人もいるでしょう。
ですが、相手を思うからこそ別れを受け入れる人もいるのではないかと思いました。
「Loveless」の歌詞は離れた心を繋ぎとめようとします。
しかし、心では相手の気持ちを大事に思ったからこそ言えなかったのかもしれません。
サヨナラ
サヨナラなんて 終わりだなんて
嘘だと言って それでも
ほどいた手は 冷たくなる
僕らは他人になる
出典: Loveless/作詞:荘野ジュリ 作曲:Jin Nakamura