実は意外と古い曲?【マルコ】が収録されるまで

苦労して作り上げた収録曲

クリープハイプ【マルコ】歌詞の意味を独自解釈!“段ボールの宇宙船”でやってきたマルコの正体を紐解く!の画像

今作【マルコ】はクリープハイプの2ndアルバム『吹き零れる程のI、哀、愛』に収録されている楽曲となります。

楽曲自体はなんと6年以上前から作られていた物なんだそう。

なかなかバンドでの曲作りがまとまらず、今回のアルバム制作でやっと形になり、収録に至ったそうです。

尾崎世界観自身も、各所でのアルバムリリース時のインタビューでもこの事をよく話題に出していました。

名曲揃いのアルバム『吹き零れる程のI、哀、愛』

タイアップ多数の人気アルバム!

クリープハイプ【マルコ】歌詞の意味を独自解釈!“段ボールの宇宙船”でやってきたマルコの正体を紐解く!の画像

また【マルコ】を収録している2ndアルバムも、当時バンドの名前に火を付けたヒット曲を多数収録している作品となっています。

衝撃的な歌詞やプロモーションビデオが話題となった『ラブホテル』『社会の窓』

メジャー1stシングルとしてヒットした『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』

そして彼らの名前が一躍有名になった資生堂のアネッサCM曲『憂、燦々』などなど。

 

一方で【マルコ】はタイアップもなく、このアルバムのみに収録されている楽曲です。

バンドの曲の中でも確かにあまりメジャーではないのですが...。

クリープハイプファン、特に尾崎世界観のファンの皆さんはもちろんこの曲名の由来はご存知のはず。

というのもこの曲、尾崎世界観の"ある物"に対する愛が詰め込まれている曲としてファンの間では有名なのです。

バンドとしても珍しく、POPでハネ感のある可愛らしい曲調で作られています。

ですので、クリープハイプ初心者にも聴きやすいお勧めの曲なのではないでしょうか。

マルコの正体に迫る!歌詞を解説!

さて、そんな今作【マルコ】は果たしてどんな内容を歌っている曲なのでしょうか?

尾崎世界観が愛するあるものとは一体なんでしょうか。

早速歌詞の内容を詳しく見ていきたいと思います!

マルコはこわ~い異星人!?

我々はこの星を支配した 大人しく無駄な抵抗はもうやめなよ
遠い星のあの故郷 ベテルギウスとか 多分その辺

出典: マルコ/作詞:尾崎世界観 作曲:尾崎世界観

まずはAメロの内容から見てみましょう。

マルコの物語は突然物騒な歌い出しから始まりました。

どうやらマルコはたくさんの仲間と一緒に地球侵略に来た様子

まさか彼の正体は、宇宙からやって来た異星人なのでしょうか?

...その割には自身の生まれた故郷のことをだいぶざっくり話していますね。

本当に宇宙から来た謎の異星人というわけではなさそうです。

なんだかマルコ、あまり怖い存在ではないようですね。

素直じゃない、捻くれ者のマルコ

我々はって1人だからさ これからもずっとここに居させてよ
信じてたのに 好きの裏の嫌いだとか 多分その辺

出典: マルコ/作詞:尾崎世界観 作曲:尾崎世界観

そしてマルコの話をよく聞いてみるとたくさんの仲間なんておらず、どうやら1人でここにやって来たんだとか。

ここに来てからもいろんなことがあったようですが、なんだかんだ今いる場所も気に入っているようです。

故郷の星に帰るつもりもなく、ずっとここに居たいと言っています。

それでも今の場所に対しては、単純に好きとは言えない少し捻くれた感情を持っている様子。

捻くれ方がなんだかどこかの誰かさんに似ているようですね。

 

こうしてマルコの物語は、当初想像していたよりずっと穏やかに進んでいきます。

マルコとの大きな壁、それでも幸せ!

マルコの正体に近づくヒントが!