米津 玄師さんの略歴

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まずこの記事では、簡単に彼の経歴をおさらいしましょう。

米津玄師(よねづけんし)は1991年3月10日生まれの徳島県出身。名前はなんと本名なんだそう。

ハチという名義で、2009年より動画サイトへオリジナル曲を投稿し始めます。

そしてその後VOCALOIDプロデューサーとしては唯一の、動画再生回数9作品ミリオンを達成しました。 

2012年5月本名の米津玄師名義で、初めて自分の声で歌ったアルバム「diorama」をリリース。

その作品がインディーズながらオリコンチャート6位を記録します。

そして2013年5月、ユニバーサルから1st SINGLE「サンタマリア」を。

10月には2nd SINGLE「MAD HEAD LOVE/ポッピンアパシー」をリリース。

その流れから、2014年4月「YANKEE」がリリースされた、というわけです。

YouTubeランキングで再生回数3億8千万回数を誇る!

米津玄師の「眼福」 歌詞の意味にせまる!再生回数も気になる!!の画像

アルバムのティザーや各楽曲MVなど。

様々な動画がUPされている米津玄師さんのYouTubeチャンネル。

ここでも、彼の人気っぷりは如実に数字にも表れています。

チャンネル開設日は2010年3月31日、そしてランキング登録が2017年7月24日。

その中でチャンネル登録者83万人(72位)、再生回数3億8千万回(93位)、好評価率98.8%を記録しています。

動画数はわずか40本です。非常に少ない動画数で、驚異の再生回数を誇っています。

「眼福」は米津玄師さん2枚目のアルバム「YANKEE」に組み込まれ発売!

多彩な彼の才能が発揮された1枚

「眼福」を含む「YANKEE」の楽曲が紹介されています。

米津玄師さんといえば、言葉の一つ一つが染み渡ってくるような歌詞

そして懐かしくて切ないメロディーが織りなす、独自の世界観が支持を得ています。

彼の凄い所は、楽曲制作に於いて全曲に渡り作詞作曲、アレンジを手掛けている点。

そしてそれだけでなく動画やイラストの制作なども、一人で行うという驚異の才能を持っているところです。

天才米津玄師・10年に1度の才能!と評されています。

セールスも好調!

米津玄師の「眼福」 歌詞の意味にせまる!再生回数も気になる!!の画像

今回ご紹介する彼の2ndアルバム「YANKEE」。

2014年に発売されたこのアルバムは、彼がメジャーデビューを果たしてから初のアルバムとなります。

「サンタマリア」や「アイネクライネ」、そしてハチ時代から人気だった「ドーナツホール」のセルフカバーなど。

数々の人気曲が収録されたことでも、大変人気になった作品でもあります。

それもあって、発売当時はオリコン週間2位のセールスを記録。

またTunesの年間ランキング「Best of 2014 今年のベスト」で「今年のベストアルバム」を受賞しました。

初回限定盤は「通常盤」と「映像盤」と「画集盤」の合計3形態で発売されました。

心にしみる「眼福」の歌詞を読み解く

本日は、先述の彼のアルバム「YANKEE」。

そこに収録されている楽曲、「眼福」をご紹介したいと思います。

眼福とは、「美しいものを見ることが出来た幸せ」の意味です

穏やかな曲の中に、穏やかじゃないギターの調べと言葉が連なるこの楽曲。

後半に行くにつれ、サウンドはブルージーな色を増していきます。

この歌詞を、どのように解釈するか何度も楽曲をききました。

その結果、私の中では以下のような物語の曲として解釈することに致しました。

難病を宣告された男性が感じる、愛する人との別れと病気の告白が出来ない苦しみ

そして真実の愛の気づき歌詞として、この曲をひも解いてみることにしました。

私の独断の解釈ですが、不足の点はお許しください。

でもこの歌詞は、いろいろな「愛の軌跡」での気づきになると思いました。

この曲の歌詞では、一体どのようなメッセージが私たちに投げかけられているのか。

早速その詳細を読み解いていきましょう。

①「秘密」 

何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや
彼女のそのくだらない話を灯りの麓で

今だけ全て見えない聞こえないふりして笑おうか
何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや

出典: https://www.uta-net.com/song/162130/

小さいころに抱いていた彼女の夢・大切にしている幼い時の思い出・初恋のこと。

そして生きて来た中でそれぞれの時代の嬉しかった事、様々な人からもらった忘れられない大切な言葉。

そんな一見何の役にもたたないような、ともすれば無駄話でしかないようなたくさんの話。

主人公は彼女から、いつもそんな話を聞きたかったのです。

主人公の問いかけに、彼女はいつも「私の体験など、何の役にも立たないわ」と言って回答を拒みます。

「全てが、あなたにいい気分を与えないかもしれないし、ねぇ。」

確かに今自分が愛している目の前の人が、もしかしたら昔誰かを愛していた時の話なんか聞きたくない。

そんなふうに思う人も、きっと中にはいることでしょう。

けれどもし本当に心から目の前の人を愛しているのであれば、知りたいと思う人もいるはずです。

なぜならば、彼女が嬉しかった過去も悲しかった過去も、誰か別の人を愛していた過去も。

全てが集まっているからこそ、今目の前の愛しい彼女という存在が出来上がっているのですから。

やきもちを覚えることもあるかもしれない。でも、彼女の心の歴史を知りたい。

彼女という人の心の道程をしりたいのです。 主人公は自分のやきもちは、笑って行き過ぎようと思っています。

主人公の病は、完治が難しいと医師から宣告されました。 もうすぐ、治療が再開されます。

治療が始まれば、またしばらく彼女とは会えない日々が続くことでしょう。

どうやら主人公の病気は、ある程度重度のものなのかもしれません。

主人公は、彼女との別れにおののいています。