平井堅のノンフィクション、歌詞が意味深すぎる。。。

2018年02月15日更新

ファンが本気出して激選!米津玄師の人気曲ランキング

2015年以降、ライブツアーやイベント出演などを精力的に行っている米津玄師。 デビュー前には「ハチ」名義で、VOCALOIDを用いたオリジナル曲を『ニコニコ動画』に投稿するなどしていました。 独特の世界観と透き通るような歌声・・・ そんな米津玄師のコレは聴いておくべき!な楽曲を、ランキングにまとめました。

第10位 ドーナツホール

2014年4月に発売された2ndアルバム『YANKEE』に、同名曲のCOVERバージョンが収録。


元々は「ハチ」名義で作詞作曲されたものにVOCALOIDが使用され、2013年10月に「ニコニコ動画」と「Youtube」へ投稿されていました。


米津玄師が得意としてきたジャンルでもありますが、打ち込みではなく生のバンドサウンドで演奏されており、新感覚の楽曲です。


「ドーナツの穴みたいにさ 穴を穴だけ切り取れないように」と上手く表現された歌詞が特徴的です。


思い出すことができる事、忘れ去ってしまった事、人との出会いや別れ、そして自分の人生を通じて、様々な感情が言葉になって浮き彫りになるような楽曲です。

上で少し触れていますが、この楽曲はセルフカバーという形で2ndアルバム『YANKEE』に収録されています。


ボカロで歌われている作品も雰囲気があって素晴らしいのですが、彼自身の憂いを含んだ声で歌われる「ドーナツホール」も必聴です!

ドーナツホールの歌詞解釈はこちら

第9位 ポッピンアパシー

2013年10月リリースの2ndシングルに収録。


「MAD HEAD LOVE」との両A面として発売された楽曲であり、対照的な曲調や、ジャケットのイラストなど、二曲が一体となっている要素が多く見られます。


ネガティブなイメージを歌う「ポッピンアパシー」は、生きる意味を改めて問い質すような言葉が歌詞にも並んでいます。


また、この楽曲の特徴である強いデジタルサウンドは米津玄師本人の思い通りに、イメージを膨らませて作り上げられたものです。

10位に続いてテンポ早めの作品である「ポッピンアパシー」。


歌詞は先ほどお伝えした通り“生きる意味を問い質す”感じなのですが、何だか不思議なタイトルの意味も気になりませんか?


タイトルの言葉を単語で分解すると“ポッピン”と“アパシー”に分解されるのですが、まず“ポッピン”というのは弾く事を指す単語なんですね。


また日本では長崎のお土産で有名な“ビードロ”のこともポッピンと呼んだりします。


次に“アパシー”ですが、これはギリシャ語で“感情の欠如”を指すんですね。


この2つの言葉をつなげて考えると、タイトルの“ポッピンアパシー”とは“欠落した感情の暴発”なのではと筆者は思います。


歌詞を読んでいても“今まで自分の過ごしてきた時間を無為に感じてしまう・このままじゃいけない・居ても立っても居られない”というような浮遊する焦燥感のようなものが見えるんですね。


具体的な方策は見えていないけれど、とにかくここにずっといるわけにはいかないから、走りだしたい!という“むやみやたら感”とでも言いましょうか……。


そうした漠然とした感情を、理論的な文章ではなくまるで絵を描くように、絶妙な言葉を選んでメロディに乗せていく米津さんはやはり表現に対して抜群の選球眼をもっていると感じます。

第8位 MAD HEAD LOVE

既に出てきた「ポッピンアパシー」と同じく、2013年10月リリースの2ndシングルに収録。


「ポッピンアパシー」との両A面として発売されたこの楽曲は、対照的にハイテンションでポジティブな印象が見受けられます。


また深い愛が独特な表現で描かれている歌詞が特徴的でもあります。


同時に駆け抜けるような印象のサウンドも、爽快なスピードを感じさせるように軽やかに耳に残ります

第9位の「ポッピンアパシー」が自分の立ち位置や居場所に対する“藁をもすがる救い”を求めている感じがするのに対し、8位の「MAD HEAD LOVE」には“無鉄砲でも愛を信じている”感があるように思えます。


たとえ世間にどう思われようと、何を言われようと、自分が信じているのは(大人にとって正解であろうとなかろうと)目の前にある愛だけ、と言い切っているように思えるんですね。


「ポッピンアパシー」に“揺るぎない揺らぎ”があるとすれば、「MAD HEAD LOVE」には“無条件に信じる強さ”を感じるのです。


「MAD HEAD LOVE」と「ポッピンアパシー」が両A面で作られたのは、本当に感情の発露として必然な流れを受けます。


自分が信じるものを絶対に疑わない純粋さと、自分を含めたこの世のもの全てに曖昧さを抱く感情は、誰の中にも表裏一体であると思います。

第7位 LOSER

2016年9月リリースの5thシングルに収録。


同シングル収録の「ナンバーナイン」と両A面として発売されました。


この「LOSER」のミュージックビデオについては、SNSで事前に告知された通り、渋谷の街を大きく使ってゲリラ的に解禁されました。


これまで見せたことの無い米津玄師本人のダンスも話題となり、新しい米津玄師の魅力溢れる楽曲に仕上がっています。


米津玄師の楽曲を聞いていた人にとっても、思いがけない楽しさが発見できる作品です。

上でも少し触れていますが「LOSER」はMVでの米津さん本人のダンスもとても話題になりました


彼のダンスを指導したのは世界的に活躍する辻本知彦さん


近年日本では土屋太鳳さんのコンテンポラリーダンスを振り付けしたことでも有名です。


土屋太鳳さんは体育大学で舞踊を学ぶほどの身体能力の持ち主なわけですが、一方の米津さんはというと、継続して運動をしたことは1度もないという人。


しかし彼はやはり根っからの表現者であるのでしょう、振り付けをした辻本さんにして米津さんのダンスの才能は天才的と言わしめたのです!


ダンスに対する身体能力の高さと、辻本さんいわく、表現することへのセンスの良さは万人に1人の芸術性というのだから、本当にすごいですね!


天は二物も三物も与えちゃってます!!

LOSERの歌詞解釈はこちら

第6位 アンビリーバーズ

2015年10月に発売された3rdアルバム『Bremen』に収録。


また2015年9月リリースの4thシングル楽曲でもあり、MIZUNO「WAVE ENIGMA 5」のCMソングとして使用されています。


ミュージックビデオに登場するキャラクターも独特な雰囲気を醸し出し、まるでヒーロー戦隊モノのような、ストーリー性のある作品として観られます。少し奇妙な気もしますが、、、


しかし実際のところは、「今は信じない 残酷な結末なんて 僕らアンビリーバーズ 何度でも這い上がっていく」ととても前向きで力強い歌詞が特徴的な楽曲です。

「アンビリーバーズ」は米津さんの楽曲の中ではポジティブな言葉が並ぶ率の高い作品です。


この楽曲に励まされたというファンの人もたくさんいます。


ただ、彼の歌う“ポジティブ”はただ“前を向いて”とか“大丈夫!笑って!”ということを押し出してくるものではありません


傷つく事、傷ついてきた事、うまくいかない事、取り戻せない何か等々、私たちが生きる上で抱えている“ネガティブ”を認めたその上で“大丈夫だよ、一緒にいこう”といってくれるんですね。


そして私たちの根底には、たくさんのネガティブを跳ね返せる大きな力があるんだよと、教えてくれている気がします。


unbelieversとは英語的には(宗教上の)不信心者を指すようですが、きっと米津さんは“世間の固定概念にはまらない人”というような意味で使っていると(筆者は勝手に)思っています。

第5位 サンタマリア

米津玄師にとって、メジャー1作目としてリリースされた楽曲です。


2014年4月に発売された2ndアルバム『YANKEE』には、1stシングル「サンタマリア」のボーカルを取り直したものが収録されています。


タイトルの「サンタマリア」とはイタリア語やスペイン語などでイエスの母マリア、聖母マリアのこと。


何かに向かって願いを込めるような穏やかな歌詞が米津玄師本人が出演するミュージックビデオと、絶妙に重なり合っています。


無機質でありながらも、どこか純粋さが感じられる映像は、米津玄師らしいと言っても過言ではないのかもしれません。

「サンタマリア」のMVでは、彼は首にカサブランカ(白百合)のレイのようなものを掛けています。


白百合は花言葉が純潔や無垢を表し、キリスト教ではそのイメージからそのまま聖母マリアの花ともされています。


きっとこの花言葉や意味を知って、彼はMVで白百合を用いていると思うのですが、歌詞には“サボテンはまだ咲かない”と出てくるんですね。


ではサボテンの花言葉はというと“忍耐”とか“燃えるような愛”なんです。


救いを求めるような無垢で純粋な愛に焦がれながら、その“焦がれる”というのは“燃えるような愛”という感情で……。


米津さんの楽曲には、1つの容れ物の中にある相反する感情や状況を非常に巧みに表すものが多いと感じます。


人間はただ1つの面だけでは割り切れず、善も悪も内包していて、いつも矛盾の中で理想を追い求めている……哲学的で言い表しがたい感情を昇華するのが本当に上手だと思います。

サンタマリアの歌詞解釈はこちら

第4位 ゴーゴー幽霊船

2012年5月に発売された1stアルバム『diorama』に収録


爽快なメロディとポップなサウンドが、オリジナリティに満ちた世界観を作り上げています。


ミュージックビデオのアニメーションも印象的ですよね。


「ちょっと病弱なセブンティーン」という歌い出しは、この楽曲のカギとなっている言葉なのかもしれませんね。

これまでに開催してきたほとんどのライブで演奏されてきた楽曲である「ゴーゴー幽霊船」。


ファンの間でもライブで直接聴いたことがある人も多いですし、ランキングでも4位と人気が高いですね!


リズム感や韻の踏み方などがポップでありながら、独特の言い回しと技巧的な単語の遣い方はさすが


MVで現れる歌詞は、登場人物のセリフのようでしたよね。ただ歌詞が口語で本当にセリフのようかといえばそうではありません。


にもかかわらずイラストとセリフっぽく現れる歌詞に違和感がないのは不思議ですし、米津さんのセンスの良さを感じます

第3位 vivi

2012年5月に発売された1stアルバム『diorama』に収録


先ほども出てきたこの1stアルバム『diorama』は、仮想の席兄おける「街」がコンセプトとなっています。


手書きイラストのようなミュージックビデオと、歌詞にも込められた、どこか妙に物悲しい雰囲気は、確かに仮想かのような、あるような無いような空気で包まれています。


「愛してるよ、ビビ」の「ビビ」が一体どのような存在なのか、じっくりと考えながら聞いてみたい楽曲です。

先ほど上の部分で“「ビビ」の存在について考えながら聴きたい”と記しましたが、あなたは一体ビビってどんな存在だと思いますか?


筆者は“ビビ”は架空の友(イマジナリーフレンズ)か、もしくは幼い時の初恋の人のようなイメージがわきます。


ただ筆者としては前者(イマジナリーフレンズ)だと感じる方が強いのですが……。


自分の中に作った友人や恋人の存在は、自分を助け・支え・孤独を紛らわせてくれます。


しかしいつまでも自分の殻の中・自分の作った世界の中だけにいるわけにはいきません。


自分が社会に出るためには自分の中の想像上の友人や恋人と離れて、リアルな世界で人と触れ合う必要があるのです。


自分が殻を破り、社会に出て生きるためには“さよならだけが僕らの愛だ”ということになるのではないでしょうか。

第2位 アイネクライネ

2014年4月に発売された2ndアルバム『YANKEE』に収録


また、2014年度の東京メトロCMソングとしても使われた楽曲です。


パステルカラーの背景が印象的なミュージックビデオは、全編がイラストで構成されており、とても温かみのある雰囲気に仕上がっています。


歌詞の内容が映像のストーリーにも、ところどころ現れていますよね。


この曲のお話は、切ない恋の物語のようでもあります。


「誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう あたしは石ころにでもなれたらいいな」


「消えない悲しみも綻びもあなたといれば それでよかったねと笑えるのがどんなに嬉しいか」


胸にじんわりと響く優しさのある歌詞ですよね。

歌詞の中に“目の前の全てが ぼやけては溶けてゆくような 奇跡であふれて足りないや”という部分があります。


もし実際に、目の前の全てのものがぼやけて溶けていったら、あなたはそれを“あふれる奇跡”ととらえることはできるでしょうか。


目の前の全てがぼやけて溶けるという言葉だけを聞けば、多くの人はネガティブな情景を思い浮かべそうです。


しかしこの楽曲でこの部分にネガティブさはないように感じます。


単純に解釈すると、この部分は涙があふれることを抽象的に表現しているのかな、と思えます。


ただ実際にはそれだけではなくて、奥底では“物のそれぞれの輪郭がなくなること”をも指し示しているように感じるのです。


それぞれの輪郭がなくなるというのは、自分と別の物・別の人との境界がなくなるということ。


月齢の低い赤ちゃんは“物の名前”を認識していないから、物を個別に分けてみていない=物をそれぞれの輪郭で分けてとらえていないといわれています。


こうしたことを踏まえると、この楽曲の主人公は無垢に愛する人と同一になりたいと感じているのかもしれません。


MVでは男の子と女の子が登場していましたが、歌詞だけを読むと暗闇の中にいた人が、一筋の光だけを頼りに生を受けた感もあります。


筆者は胎児がこの世に生まれる際の気持ちのようにも感じるんですよね。


もしかすると、この歌詞は人間が根源的に持つ“愛を求める姿”を描いているのかもしれません。

アイネクライネの歌詞解釈はこちら

第1位 Flowerwall

2015年10月に発売された3rdアルバム『Bremen』に収録


また、3rdシングルに収録されており、ニコンD5500のCMソングとして使用された楽曲でもあります。


タイトルの「Flowerwall」という言葉通り、「フラワーウォール 目の前に色とりどりの花でできた 壁が今立ちふさがる」と花の壁が何かの障害なのか、それとも明るい未来が光指しているのか、どちらとも取れる内容の歌詞になっています。


そして米津玄師本人が出演して歌う姿と、鮮やかな色彩が豊かに溢れる美しい映像が印象的なミュージックビデオにもぜひとも注目したいところです!!

この楽曲のMVもそうなのですが、彼が表現者として秀でている部分には類まれな色彩感覚もある気がします。


彼が遣う“色とりどり”には本当に色がついていて、その言葉を聴いた人の頭にはしっかりと“色とりどり”のイメージができる……。


言葉を受け取った相手の脳内にできるだけ明確なイメージを沸かせるというのは結構難しい事です。


“リンゴ”と伝えて相手にリンゴを想像させるのは難しくないかもしれませんが、彼が伝えんとしているのは漠然としたイメージです。


それを相手の頭にしっかりイメージさせることができるというのは、伝えようとすることの映像を色彩と共に言葉に乗せられるからだと思うのです。


浮遊感・色彩・重量感・手触り……こうした感覚的なものをイメージ通りの単語と結び付けて言葉に落とし込み、色鮮やかに描くというまさに“センス”といわれるものが、米津さんは特化しているとしみじみ感じる作品です。

Flowerwallの歌詞解釈はこちら

おわりに

映像もサウンドも、そしてメロディも歌詞も、独特な世界観と、様々な意味を含める楽曲の数々は、どれも米津玄師ならではの雰囲気に仕上がっています。


デジタルポップからミディアムバラード、さらにはダンスミュージックまで、いろいろな曲調とオリジナリティが楽しめる米津玄師。


ミュージックビデオなど、見どころも満載で飽きないはず!!


自分のお気に入り楽曲を見つけてみてくださいね!

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