フジファブリック『カンヌの休日feat.山田孝之』をチェック
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2000年に結成されたフジファブリック、メンバーを入れ替えながらすでに第6期へと突入しています。第6期も2010年からの活動ですから、すでに7年になるのですね。音楽ジャンルとして全般的にロック。時にシンセ・ポップ(シンセサイザーを駆使したポップス)、J-POPのバンドとして活躍しています。
『カンヌの休日feat.山田孝之』はテレビ東京のドキュメンタリードラマ『山田孝之のカンヌ映画祭』のオープニングテーマとして2017年1月6日からオンエア、2月15日にリリースされています。
同番組の専門サイトも開設されており、作成秘話が明かされていますよ。
フジファブリック「カンヌの休日 feat. 山田孝之」特設サイト
2017年2月15日リリース、フジファブリック「カンヌの休日 feat. 山田孝之」特設サイト
MVの制作者は?
MV(ミュージックビデオ)の製作はテレ東で『山田孝之のカンヌ映画祭』の監督、山下敦弘氏。彼は番組の監督である一方でメインキャストでもあります。
さらにこのMVは、映画『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』『苦役列車』『ぼくのおじさん』などを世に送り出した映画監督・山本敦弘のセンスが光る映像作品として仕上がっており、特に冒頭のシーンはまさに映画です。初版のCDにはボーナスとしてこのMVがDVDとして付いてきます。
山田孝之について
1983年10月20日生まれ、鹿児島県出身の山田孝之はスターダストプロモーションの俳優です。最近はアクの強いキャラクターでの出演がもっぱらという彼ですが、『サイコメトラーEIJI2』でデビューした16歳の頃は、目元の美しい紅顔の美少年でした。その後、彼を一躍有名にしたのはテレビ版の『世界の中心で、愛を叫ぶ』(2004年)。ヒロインに綾瀬はるかがアサインされていました。
ちなみに映画版のキャストは長澤まさみと森山未来。この映画のキャスティングは『セカチュー』から7年後の映画『モテキ!』(2011年)でふたたび再現されました。『セカチュー』ではプラトニックな愛情をはぐくむ若いカップルを演じていた二人でしたが、一方『モテキ!』では・・・・・・。長澤まさみはこの時を振り返って、演者としてもちょっと過激な恋愛描写に照れたと回想しています。
山田孝之に話を戻しましょう。 最近はコマーシャルフィルムでも、ちょっと強面(こわもて)の危ないキャラクターが多い彼ですが、なんといってもこのキャラクターですぐに浮かぶのは『闇金ウシジマくん』の丑嶋(うしじま)ではないでしょうか?
このワルのキャラクターにも起源があり、2007年の三池崇史監督による『クローズZERO』。三池崇史と言えばバイオレンス映画を撮らせたら右に出る者がいないというすご腕の持ち主。ここで一皮剥(む)けるどころか彼の”素の部分”まで暴かれて、今の濃いキャラクターが作られたのです。
『カンヌの休日』MVでは強面の山田孝之がビシッとしたスーツに身を包み、登場します。 かっこいいです。体にピッタリとあったスーツは本当にいい男を演出します。