人気番組からできた名曲
「笑顔のまんま」は明石家さんまさんが司会を務めた番組で誕生しました。
BEGIN with アホナスターズというアーティスト名で歌われています。
この楽曲は、番組の企画で誕生したものなので、約15時間で制作されました。
作詞は明石家さんまさんとBEGINで、作曲はBEGINが担当しています。
番組内では1番までしかありませんでしたが、発売に当たって2番も制作。
2009年1月7日に発売され、MVも公開されました。
頑張り屋さん
「笑顔のまんま」ではあんたという人物について歌われています。
その人物とはどのような人物なのでしょうか。
このシーンでは、あんたの一部を表しています。
その中でも、この楽曲のポイントである言葉に注目です。
頑張っている人
つらい時でも笑ってられる
そんなあんたはほんまにアホや
出典: 笑顔のまんま/作詞:明石家さんま・BEGIN 作曲:BEGIN
1行目にある「つらい…」は、一緒に感じたはずなのに。
なんでそんな平気な顔をしていられるんだろう。
この楽曲の主人公は、あんたという人物の表情を疑問に思います。
その歌詞に続く2行目の「アホ」という言葉は、この楽曲のポイントです。
決して悪い意味ではなく、可愛いや愛しいに近い感覚で捉えます。
また、この場面では「すごいなあ」と感心する意味も含まれているでしょう。
すぐ無理をする人
先の事など考えないまま
ペース配分さえ出来ないで走る
出典: 笑顔のまんま/作詞:明石家さんま・BEGIN 作曲:BEGIN
この楽曲の主人公は、あんたという人物を近くで見ているようです。
近くで見ているからこそ、辛い気持ちや頑張りを知っているのでしょう。
ここの場面では、あんたがすぐ無理をしてしまう人物ということがわかります。
自分のためではなく、周りの人のために一生懸命な人。
そんな人を、主人公はいつも近くで見ています。
なんでそんなに頑張れるのだろうか。
このシーンでは、そのような疑問を抱いていると捉えられます。
強がりさん
このシーンでも、あんたという人物について歌っています。
どんなときでもそばにいる主人公だからこそ、歌える言葉なのでしょう。
主人公とあんたの関係は、とても近いものなのだと思います。
恋人や親友などといった、いつも一緒にいられるような存在です。
前向きに考える人
悲しい時こそおどけてばかり
そんなあんたはやっぱりアホや
出典: 笑顔のまんま/作詞:明石家さんま・BEGIN 作曲:BEGIN
人は辛いことや苦しいことがあったとき、とても落ち込んでしまいます。
元気が出なくなる方も多いでしょう。
しかし1行目に「悲しい…」とあるように、あんたはその姿を見せません。
前向きに考えて、乗り越えているのでしょうか。
もしくは、いつも強がっていてその姿を見せないようにしているのかもしれません。
どちらにせよ、主人公はこの場合も「すごいなあ」と感心しているように思えます。
このあんたという人物を尊敬しているのでしょう。
そして、近くにいることができて誇りに思っています。
変わらない人
惚れて振られてまた繰り返す
学ばないまま明日をむかえる
出典: 笑顔のまんま/作詞:明石家さんま・BEGIN 作曲:BEGIN