『シャングリラ』
”Acid Black Cherry”の12枚目のシングルとしてリリースされた『シャングリラ』。
被災地復興への想いが込められていると言われているその歌詞をみていきましょう♪
『シャングリラ』の意味を知っていますか?
それぞれ違う曲ですが『シャングリラ』という名のつく曲は、”Acid Black Cherry”の他にも中島みゆきさん、川島あいさんやチャットモンチ―などが歌っていますが、
みなさんは”シャングリラ”という言葉の意味をご存知ですか?
辞書には次のように記されています。
理想郷。桃源郷。英国の作家ヒルトンの小説「失われた地平線」(1933年刊)に描かれた理想郷の名による。
出典: https://kotobank.jp/word/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%A9-525937
PVを見てみましょう♪
さすがビジュアル系とも言われる”Acid Black Cherry"のPV、カッコいいですね♥YASUさんもカッコいいけど、アシストしているギターのYUKIさんも素敵です!←スミマセン、個人的見解です(笑)
歌詞
福島
シャングリラ よみがえれ 光と命のユートピア
シャングリラ 輝いて 奇跡の風が吹く島へ
出典: シャングリラ/作詞:林保徳 作曲:林保徳
”シャングリラ”=理想郷=ユートピア。
そう解釈すると、住んでいる人たちにとって大切な故郷、どうか奇跡が起きて大切な故郷が甦ってほしいという願いが込められています。
”吹く島”=ふくしま=福島。
そう捉えると、奇跡が起きてほしいのは東日本大震災で被災地となってしまった福島県だと思えます。
絶望した哀しみが 死神とまだ遊んでる
生きる意味を見失って 「もう死にたい」って泣いてた
愛するものを奪われても 希望や夢壊れても
それでも今君は生きている わかるかい?
出典: シャングリラ/作詞:林保徳 作曲:林保徳
突然の震災に襲われて、大切な人や大切なものを失って途方に暮れて泣いている人たち。
その人たちにYASUさんは”それでも君たちは生きているんだよ!”と語りかけています。
シャングリラ 歩き出そう 傷みを恐れちゃいけない
シャングリラ 聞こえるかい 傷みから逃げちゃいけない
気づいたんだ シャングリラ 傷みに慣れるのではなく
大事なのは シャングリラ その傷を忘れない事
出典: シャングリラ/作詞:林保徳 作曲:林保徳
理想郷に向かって一歩を踏み出さなきゃ!傷みを感じることを怖がらないで。震災の現実を見つめるのは辛いけど目をそらさないで!
傷みから逃げないで。だけど痛みに慣れてそれがあたり前だと思わず、震災の痛みを忘れない事が大切。風化させない事だよね。