ケツメイシ
2001年メジャーデビューした4人組
MC担当のRYO、ボーカル&MC担当のRYOUJI、リーダー、MC担当の大蔵、DJ KOHNOの4人。
出典: http://www.ketsume.com/profile/index.html
1993年、RYOの通う大学(薬学部)の仲間で、ケツメイシの母体が結成されました。
1999年、インディーズから「こっちへおいで」を発売し、2000年には、ファーストアルバム「ケツノポリス」をリリースしました。
翌年には「ファミリア」で、メジャーデビューを果たしました。
2005年の「さくら」は、オリコンシングルチャートで1位を獲得し、4月桜の季節には必ずといっていいほど、聴かれる、今や名曲です。
ケツメイシの楽曲は、下ネタからアイロニーあふれたものなど、また心情的に共感できる歌詞です。
思わずクスッと笑顔になれるものから、グッと胸にくるような、人情の機微にあふれたものまで、いろんな表現があり、魅力にあふれています。
また、表情豊かなMCだけではなく、ふと心の隙間に入ってくるかのようなメロディアスな歌にはグッと心をつかまれます。
感動的でもあります。
また、ケツメイシのコンサートは、めちゃくちゃおもしろくて、サービス精神たっぷりなものです。
特に、なぜかコントには定評があり、ファンの方々の楽しみのひとつでもあります。
ミュージシャンとは言えないほどの(?)本格的なコントは、お笑い芸人、アンタッチャブルの柴田英嗣さんが脚本を書かれています。
演出もされているようです。
ケツメイシのコンサートは、笑いとペーソスがあるパフォーマンスでありながら、感動をも覚えるエンターテインメントなものとなっています。
テレビなどの露出はあまりないのですが、ツアーでは、アリーナの会場は毎回、ソールドアウトとなるほどの人気があります。
そこには、メンバーの表現力がとても理知的であって、センスのあるものかと言えるかもしれません。
メジャーから31枚のシングル曲リリース、配信シングル2曲、アルバムタイトル「ケツノポリス」シリーズはインディーズを含めて、全10枚リリースしています。
ケツメイシ「人生劇場」って?
幻の六本木大サーカス団「ハッキリ言ってパーティーです!!」テーマ曲
ここでは、ケツメイシの「人生劇場」という楽曲を中心にご紹介します。
ケツメイシの楽曲「人生劇場」はシングル曲リリースのひとつとして数えていません。
2017年の全国アリーナツアー「KTM TOUR 2017 幻の六本木大サーカス団「ハッキリ言ってパーティーです!!」の各会場で、当初、限定発売されました。
このツアーのテーマ曲として制作されたのが「人生劇場」です。
ツアー会場限定シングル「人生劇場」
コンサートツアーのテーマソングとして制作され、各会場で限定発売された「人生劇場」は、ロゴステッカーも封入された貴重な1枚です。
さすが、ケツメイシの楽曲です。
ベース音とフィンガースナップが印象的なリズム感あふれた、心地良い楽曲で、滑り出すようにはじまります。
ラップと哀愁が漂うメロディがめちゃめちゃカッコイイです。
あおるようなところがないラップは、いつ聴いても穏やかな雰囲気になれます。
現在では、amazon、TSUTAYA。レコチョク、Apple Musicで購入することができます。
動画はこちら
ショートバージョンですが「人生劇場」が聴くことができます。
コンサートのツアーの様子がかいま見えます。
サーカス団にふんしたメンバーたち。
ダンサブルなナンバーともいえます。
ツアーのDVD、Blu-rayが発売されていますので、そちらにライブのフルバージョンが収録されています。
DVD、Blu-rayタイトルは、「ケツの穴...もうひろがらへん」(なんつうタイトル…)です。
では、歌詞を見てみましょう
心の機微を描いたグッとくる歌詞
俺らいつだってイカれたミュージシャン
でもいつだって忘れぬ正義感
時には躊躇なくコメディアン
この物語の当事者
出典: 人生劇場/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ・TAKAROT
ここは、ケツメイシの自己紹介のようなもので、ラップ調で語ります。
当事者のケツメイシ。
幕が上がれば 輝くステージ
台本無し タイトルも無し
センターピンスポ 待った無し
回りだしたら終わらないストーリー
主役は君 脚本も君
喜怒哀楽 演じていく日々
出典: 人生劇場/作詞:ケツメイシ 作曲:ケツメイシ・TAKAROT