ふと26あたりでいきなり
聞こえてくるサイレンに耳鳴り
音止めるポリスに異議あり
あたいの法律はBob Marley
出典: よってらっしゃい/作詞:775・Black Smith 作曲:コモリタカシ
「26」は国道26号線のことを表していると考えられます。
国道26線は大阪と和歌山を結ぶ道路で、775の地元である岸和田市を通る道路です。
その26を爆音でレゲエを聴きながら車で走らせているとパトカーに止められた、というシーンでしょうか。
でも知ったこっちゃない、ボブ・マーリーが法律だ。と見事なルードボーイっぷりです。
興味がないわ ブームなんかは
届ける曲はroots & ragga
時代はまだ 追いつくから
運び続ける Muderer
出典: よってらっしゃい/作詞:775・Black Smith 作曲:コモリタカシ
残念ながらルーツロックレゲエは今のトレンドとはいえません。
ジャパレゲもほとんどがテンポの速いダンスホールレゲエです。
でもブーム、トレンドなんかには興味はありません。
時代に合わせず、ただただ775は自分の信じる音を運んでいきます。
【Muderer】も【Under mi sensi】と同じくBarrington Levyが歌ったことで有名な楽曲です。
女性レゲエDeejayとして
Female Female Female 775
ナデシコ日の丸背負ってる
High High High になりたいなら
任せな 刀は持ってる
出典: よってらっしゃい/作詞:775・Black Smith 作曲:コモリタカシ
女性レゲエDeejayの数は決して多くはありません。
775は数少ない女性レゲエDeejayとして日本を背負って立つ覚悟を示します。
聴き手をハイにさせるため誰にも負けない武器は持っている、と歌っているのです。
Female Female Female
色じゃなくてFlowで仕掛ける
High High High になりたいなら
迷わず あたいのBig song 聞きな
出典: よってらっしゃい/作詞:775・Black Smith 作曲:コモリタカシ
775の刀、武器は洗練されたリリックとフロウです。
決して女の武器としばしばいわれる「色仕掛け」ではありません。
自分のリリックとフロウへの自信がこの曲には満ち溢れているのです。
その堂々とした振る舞いには惚れ惚れしいものがあります。
【よってらっしゃい】は女性レゲエDeejay775の力を世の中に存分に見せつけた楽曲だといえるでしょう。
この曲により見事に世間が寄って、見て、虜にさせられることになったのです。
まとめ
この記事では775の楽曲【よってらっしゃい】の歌詞を解説しました。
歌詞にはルーツロックレゲエやラスタファリズムへのリスペクトが多く含まれています。
そして自らの自己紹介も兼ねて女性レゲエDeejayとして日本を背負う覚悟が示されていました。
専門用語が多く使われているので、意味を知らないと理解するのは難しいかもしれません。
是非、意味を踏まえた上でもう一度聴いてみてください。
それでは最後に関連記事をご紹介しておきます。
湘南乃風の名曲はこれだ!ライブ定番ソングの歌詞を厳選! - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
湘南乃風には様々な名曲が存在します。そんな中でも、ライブでよく使われている曲は、特に多くのファンに愛されています。そんなライブ定番ソングを厳選し、その歌詞の意味に迫っていきます。今までよりもっと、湘南乃風を身近に感じちゃいましょう。
【シャナナ☆/MINMI】観客10万人超を沸かせた勇姿がPVに!歌詞の意味を解説♪アルバム情報あり - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
今回は、MINMIの「シャナナ☆」をご紹介します!観客10万人超を沸かせたという圧巻のPVもご紹介します!また、歌詞の意味やアルバム情報なども併せてチェックしていきましょう!さあMINMIのカーニバルの始まりです☆
女性ジャパレゲシンガーといえばMINMIです。
同じレゲエでも少し775とは毛色が違いますが是非併せてお楽しみください。
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね