乃木坂46「シャキイズム」
5thシングル「君の名は希望」の共通カップリング曲として収録
「シャキイズム」は、2013年3月13日にリリースされた「君の名は希望」の共通カップリング曲です。共通カップリング曲なので、初回限定盤の3タイプでも通常盤でも聴くことが出来るんですよ。
その他のセカンドカップリング曲は、こちらです。
- Type-A:「ロマンティックいか焼き」
- Type-B:「13日の金曜日」
- Type-C:「でこぴん」
- 通常盤:「サイコキネシスの可能性」
タイトルだけ見ていくと、表題曲以外はかなりオリジナリティーが強いですね。
「シャキイズム」は「シャキッとする」に主義という意味の「イズム」を掛け合わせた造語です。この曲のタイアップとなったハウス食品の「メガシャキ」の”シャキ”と掛けているのかもしれませんね。
楽曲のストーリーは、主人公の女の子が気弱な彼と恋愛中にほかの男子生徒から告白されるというもの。気弱な彼に、ほかの男子に取られないようにしっかりしてほしいという想いが歌詞にあふれています。
センターはこの2人
「シャキイズム」はWセンターとなっており、生駒里奈と星野みなみが務めています。
生駒里奈はこの5thシングルまでずっとセンターを務めており、かなり風格も出てきていますよね。センターとしての自覚も芽生えており、デビュー作の頃よりもしっかりとしたお姉さんといった感じです。
もともと私服もボーイッシュなものが多く、今回はMVでも男役に挑戦していますので、注目ですよ!
星野みなみもデビュー作からフロントメンバーとして活躍しています。美人系が多い乃木坂46でかわいらしい妹キャラで人気の高い星野みなみは初期のころはツインテールが特徴的でした。
表題曲ではまだセンターをとれていないのですが、選抜常連組な彼女はセンターで立つ姿を最も期待されているメンバーではないでしょうか。
「シャキイズム」のMV
監督は柳沢翔
「シャキイズム」のMVを監督したのが映画「星丘ワンダーランド」や数多くのCMを手掛けている柳沢翔です。
乃木坂46作品で言えば「ガールズルール」や「サヨナラの意味」も担当しています。
柳沢翔といえば、CM業界ではかなり有名で、インパクトのあるCMで度肝を抜かれること間違いなしですよ!例えば、資生堂のCM「High School Girl? メーク女子高生のヒミツ」なんかもとっても面白いです。
「シャキイズム」のMVのあらすじ
MVは、男性と女性の区別がはっきりとされている近未来の共学校が舞台になっています。
男性と女性の不純異性交遊などはもってのほか、常に風紀委員に監視され自由な恋愛もできない学校です。
それでも、そんな校風を乗り越えて愛の告白をする人物たちが後を絶ちません。
自分の想いを伝えたい!そんな純粋な気持ちを止められない男子生徒たちと風紀委員の戦いを描いたMVになっています。
男子生徒グループと女子生徒グループのあいだには常に、レーザーで仕切りがされており、それに触れると巨大な壁が出現し間を引き裂くという近未来的な装置も面白いですよね。
「シャキイズム」を歌う選抜メンバーで、男性を担当したのがこちらです。
続いて女性メンバーがこちらです。
この男役と女役の振りは分けは、監督が写真を見て雰囲気で選んだそうで、一人一人の設定もあるようです。
こうしてみると、男性陣の方に人気メンバーがかなりいますね。
隠された裏設定を大公開!
細かな裏設定がたくさんある「シャキイズム」
この「シャキイズム」のMVはストーリー仕立てとなっているため、一度見ただけでは分からないかもしれませんが、細かい設定がきちんとあるようです。
たとえば、気弱なため好きという気持ちが言えない生駒里奈演じる男子学生は、クラスメイトに愛されているという設定があったそうです。しかし、設定を説明する時間がなく、名残惜しくもカットされたようですね。
しかし、その雰囲気を少し感じることが出来るシーンがあります。それが、生駒里奈が風紀委員との戦いのため体を鍛える時に、教室のドアの隙間から誰かがのぞいているような映像。
のぞいているメンバーは、高山一実・伊藤万理華、深川麻衣ということですが、実は風紀委員への挑戦状を書いたのもこの3人なんだそうです。頑張って仲間の敵を討とうとしている生駒里奈をバックアップしているほかの生徒たち。
ちなみに、ラストシーンの生田絵梨花と生駒里奈が闘かうリングもこの3人と井上小百合・伊藤寧々のメンバーが鏡でレーザーを反射させてリングを作っているという設定があるそうです。
声を上げて応援することはできなくても、みんなが生駒里奈を見守っていることが感じられますよね!