はじめに
それぞれが進むこととなる、新たな道を前にした不安、そして希望。
彼らがうたう、その心の奥底にあるものとは。
彼らが身を置いているその事情を知れば、ますます興味深く、そしてかけがえのない一曲になることでしょう。
東方神起についておさらい
まずは、プロフィールを改めてご紹介します。
言わずと知れたアジア代表スター!
韓国では2004年、日本では2005年にデビューした男性音楽グループ。
" 東方の神が起きる! " という意味で、アジア全域から世界にその名を広げられるグループとして名付けられました。
じっさいにアジア全体ではすっかりおなじみ!
さらにはヨーロッパまで名前を知られています。
第一線で活躍中!
2015年には日本デビュー10周年を迎え、音楽シングル総売り上げ枚数海外アーティスト歴代1位。
数々の輝かしい記録を打ち立てている、アーティストのパイオニア的存在です。
入隊からのカムバックやメンバーチェンジを乗り越え、歩みを止めることなく、常に最前線で活動しています。
リリース時の東方神起について
この曲が涙を誘う理由とは?
この2015年2月当時というのは、メンバーにとっても、ファンにとっても別れを意識していた時期でもありました。
というのも、主要メンバーであるユンホの入隊が近いことを意識していたということでもあるのです。
ですから、この「サクラミチ」の歌詞があまりにタイムリーだと思わざるをえない状況で、ますます涙をさそう一曲だったのです。
「サクラミチ」解説
ドームツアーで見せたユンホの「お辞儀」が泣ける!
この2015年のドームツアーというのは、ファンにとってもメンバーにとっても特に意味のあるものとなりました。
というのも、ライブの最後にユンホがこの先のこと、つまり「別れ」をファンに告げたとき、長いお辞儀をし、しばらく頭を下げたままだったとか。
その姿がファンにとってもとても印象的だったことでしょう。
当時の時期的なものもありました。
「別れ」というよりかは、希望をもって「再会」を胸にして、歩んでいこうというエールとして、より心に残るものとなっています。
作詞・作曲の山本加津彦氏が歌詞に込めた思いとは?
このブログから伝わるのは、山本氏が東方神起メンバーとファンの立場になって曲作りをしてくれたということです。
次に会える日を楽しみにしていること、それまで自分自身のするべきことをこなして待っていること。
そしてその先にある成長や、まだ見ぬ未来、希望を信じて前に進もうという、明るいメッセージソングといえます。