新時代に相応しいニューミュージックの申し子【SIRUP】
シンガーソングライターKYOtaro改めソロプロジェクト【SIRUP(シラップ)】。
SINGとRAPの造語となるプロジェクト名のとおり、彼は今音楽業界に新たな風を吹かせています。
ルーツとなるR&Bやブラックミュージックの中に、リズムよく刻まれる日本詞と英詞を織り交ぜたリリック。
彼の音楽はこれまでにないジャンルの融合によって、新たに確立されたまさにオンリーワンなミュージックです。
音楽業界だけでなく、様々なカルチャーの分野から注目を集めているアーティストとも言えるでしょう。
今日はそんな彼の楽曲の中でも、特にハイセンスな楽曲を10曲ランキング形式でご紹介!
時代の最先端を行く彼の音楽の世界を、少しだけ覗いてみませんか?
勇気を貰えるあの曲やグルーヴィーなこの曲も!
第10位『PRAYER』
まず第10位でご紹介するのは『PRAYER』。
『祈り』というタイトルを冠したこの曲は、自身の歩みを勇気づける1曲です。
自分の信念を信じて突き進め、いつでも最高の瞬間を更新し続けていこう。
周りの人になんと言われようとも、どれだけ険しい道のりだろうとも。
自分ならきっとそれができる。なぜなら自分を、誰よりも信じているから。
今この時代を独自の道で歩み続けるSIRUPだからこその、説得力のある楽曲となっていますね。
個の強さを描いたような、パフォーマンスする彼を1人写し続けるMVも必見です。
ピンスポットに照らされ、シンプルな服装でひたむきにパフォーマンスをするSIRUP。
彼のパフォーマンス力の高さが浮き彫りになるような、そんな映像ともなっています。
第9位『No Stress』
第9位にランクインしたのは『No Stress』。
イントロのポップなシンセサイザーに重なってくる、重心を少し後ろに置いたリズムが印象的な1曲です。
R&B感とHIPHOP感の見事な融合が癖になる、SIRUPらしい楽曲ですね。
歌詞で歌われているのは、充実した日々を送る為のちょっとした心がけやコツ。
愛のある日々を大切にして、どんな時も笑顔を浮かべる余裕を持って。
怒ったりイライラする時間なんて勿体ないよ、と彼は歌っています。
どうせ同じ時間を過ごすなら、イライラしたり悲しい気分で過ごすより。
なんとなくハッピー、なんとなく幸せ、なんとなく満たされている。
そんな気分で過ごす方が、きっと素敵な時間を過ごせるはずですね。
肩の力を抜いて、シンプルにラクにゆったり過ごしたい。
あるいは、誰かに、何かに、イライラしている気持ちを落ち着かせたい。
そんな時間にぴったりの1曲となっています。
第8位『SWIM』
第8位はSIRUPとして初めての音源となったEP『SIRUP』収録の『SWIM』。
リズミカルかつ重厚感のあるピアノサウンドやファンク感溢れる跳ねのあるドラム。
そこに華やかなコーラスが重なる事で、どこか懐かしくも新しさを感じる1曲となりました。
歌詞で歌っているのは、楽しい音楽の波に飲まれ続けて気が付けばここまでやってきた自分の話。
SIRUP自身がいかに音楽に魅了され、楽しんで音楽活動をしているのかが伝わる楽曲となっています。
ちなみにこの曲、YouTubeにUPされている映像も必見ものです。
SIRUPというアーティストの非常にリアルなパフォーマンス姿が映されたこの映像。
その編成は小さなシンセサイザーとドラムパッド、そしてSIRUP本人という非常にシンプルなもの。
ご覧になった方はきっと楽曲とその見た目のシンプルさのギャップに驚くことでしょう。
ユルくてもちゃんと格好いい、彼の不思議な魅力に気づける映像となっています。
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第7位『Rain』
第7位は待望のフルアルバム『FEEL GOOD』収録の『Rain』。
楽曲タイトルどおりの雨音の中から、浮かび上がるように始まる少しルーズなリズムのリリック。
サビでは一転、グルーヴィ―なテンポ感の中で儚くも切ない恋の物語を歌い上げる楽曲となっています。
目の覚めるような曲展開とメロディックなフレーズが相まって、思わず耳を傾けたくなる1曲ですね。
彼が行ったアジアツアーでも、この曲は観客のウケがとてもよかったそう。
またこちらの楽曲には、どことなくお洒落で洗練された雰囲気のMVも制作されています。
工業地帯のようなコンテナの立ち並ぶ場所の一角で、何かを探し求め、舞うようにあちこちを駆けてゆく人物。
その人物が身に付ける近未来的な服装なども、非常に目を引く演出ともなっています。
楽曲のムーディな雰囲気を詰め込んだようなMVもぜひ一緒にチェックして頂ければと思います。
第6位『Evergreen』
第6位にランクインしたのは『Evergreen』。
シャッフルビートが小気味良く、どこか前向きな気持ちになれるような楽曲ですね。
歌詞に歌われているのは、懐かしい自身の過去や身の回りの人々との決別。
しかしその決別は、けして後ろ向きなものではありません。
長年付き合った恋人や、青春時代を共にした親友。
歳を取るにつれて環境も変わり、いつしか彼らとは違う道を行かねばならない時がくるでしょう。
俺も頑張るから、お前も自分の道を行けよ。
遠く離れても、いつも君のことを応援しているから。
大事な相手の背中を押すと共に、新たな世界に足を踏み出す自分のことも奮い立たせる。
そんな元気を貰える1曲となっています。
MVに映されているのは、洋館のような建物の中で独り歌いながらパフォーマンスをするSIRUP本人の姿。
楽曲の歌詞を見ていると、どことなく海外のスクールのようにも見えてくる建物となっていますね。
時折挟み込まれるノスタルジックなフィルム調の撮影加工も、歌詞の世界観にはぴったり。
シンプルな演出ながらも思わず最後まで見てしまう、そんなMVとなっています。