好きだけど叶わなかったときが怖いのです。
2人とも傷つきたくないのは同じ。
だから自分の気持ちに気づかないふりをしています。
しかし好きという想いは溢れ出てくるもの。
本当は伝えたい、でも伝えることができない。
心の中で静かに叫ぶことしかできないのです。
そんな2人の葛藤が表されています。
終わらない恋
想いは当時のまま
繋がっている ずっと いつまでも
始まってもいない恋は 時をいま止めたから 終わることもないでしょう
出典: 片恋/作詞:いしわたり淳治 作曲:草野華余子
お互いを想い合う心はずっとつながっていきます。
たとえ卒業して大人になったとしても。
その想いは変わらないのです。
今2人は好きという気持ちを伝えていません。
自分の片想いが叶ったかどうかわからないのです。
伝えなければ始まらない恋。
だから2人の恋には終わりもありません。
当時のきれいな思い出のまま時間は止まっているのです。
大好きな気持ちは変わらない
伝えられずに 胸の奥にしまった
(伝えられないまま 奥にしまった)
叶うことのない想いは どれだけ時が過ぎて
(叶うことのない想いは いつの日か)
大人になっても 変わらないから
(大人になっても 変わらないから)
出典: 片恋/作詞:いしわたり淳治 作曲:草野華余子
男子と女子の想いが掛け合う最後のサビ。
今までバラバラだったメロディーがシンクロしていきます。
自分の恋は片想いだと思っている2人。
結局最後までお互い好きという言葉を伝えられませんでした。
それでも今もっている想いはこの先ずっと忘れないでしょう。
始まっていない恋は終わってもいないのだから。
本当は両想いなのに実らない恋。
胸がキュッとなるフレーズです。
伝えたい本当の気持ち
いつかもしもふたり出会う その時は 素直に言えるといいな
(いつかもしもまた出会う その時は 素直に言えるといいな)
ずっと君が好きで 好きだった 見上げた果てしない青い空に
(ずっと君が そう好きだった 見上げたこの青い空に)
ありがと さよなら
出典: 片恋/作詞:いしわたり淳治 作曲:草野華余子
学校に来たら当たり前のように顔を見ることができた日々。
卒業したらそんなふうに会うことはできなくなります。
しかしもしまた出会うことができたら想いを伝えたいのです。
あの頃からずっと好きだったということを。
自分に正直になれなかったことを後悔しているのかもしれません。
片想いだと思っている男子と片想いだと思っている女子。
お互い気持ちを伝えなかったから叶うことはありませんでした。
それでも楽しかった思い出に感謝し、これからを歩んでいくのです。
心に染みわたるようなまふまふの歌声
甘酸っぱく切ない青春を描いた「片恋」。
想い合う2人の心情をそのまま歌にした優しい楽曲です。
想いは伝えなければきれいなまま思い出として残ります。
しかし過ぎていく時間を巻き戻すことはできません。
後で後悔をするならば伝えられるときに伝えよう。
何気ない毎日でもその時を大切に過ごそう。
そんな想いもくみとれます。
さて、人の気持ちや想いをエモーショナルに作り上げるまふまふ。
「ひともどき」は自分が生きてきた証を表しているような1曲です。
苦しくて辛いこともあるこの世の中。
「ひともどき」を聴くことで少しは救われるかもしれません。
まふまふ【ひともどき】歌詞の意味を考察!虚無感の中で何に憧れる?タイトルが示すものの正体を深読みする - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
元祖歌い手として人気を集めながら、2020年10月には初の顔出しを果たしたMV「ひともどき」を公開したまふまふさん。自身の心の内を繊細な言葉で綴った本作品は、この広い世界で「自分」という存在がどれほどちっぽけなのかを感じさせてくれます。そんな虚無感の中で一体何を目指せばいいのか、その真意について探っていきましょう。
また「それを愛と呼ぶだけ」では大切な人を想う気持ちを歌い上げています。
女性のようなハイトーンボイスで美しく歌うまふまふ。
しかしその歌声はどこか儚く苦しげです。
ストレートに心に刺さるまふまふの想い。
悲しさや孤独感、いろんな感情がこみ上げる1曲です。
まふまふ【それを愛と呼ぶだけ】歌詞の意味を徹底解釈!愛の正体って?貴方に惹かれる心情を解き明かす - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
Web動画のために書き下ろした楽曲「それを愛と呼ぶだけ」。温かさと切なさが同居する歌詞には、どんなメッセージがこめられているのでしょうか?丁寧に見ていきます。
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