ZARD【君に逢いたくなったら・・・】歌詞の意味を徹底解説！大切な恋でもときどき距離をおくのはなぜ？

会いたくてもなかなか会えない時、彼女の脳裏に浮かぶのは彼の笑顔。

悪戯っぽく笑う彼の笑顔が、主人公の心を癒しているのでしょう。

3〜4行目で描かれているのは、彼女を気遣って発した彼の言葉。

しかし、そんな言葉の本当の意味を彼女はよく知っています。

本当に大丈夫な人は、大丈夫だとは言わない。

言葉の裏に隠された本当の意味が分かるほど、2人はお互いのことを理解しあえているのです。

2人の将来を考えている主人公。

この先にあるのがどんな未来なのかは分からないけれど、彼女が望んでいるのは明るい未来。

この恋が大切なものだから、終わることがないように祈っているのでしょう。

今はまだ、そこまで先のことを考えられず、生活を優先するために距離も取っている。

自分のことだけを考えて、そういった選択肢を取っている訳ではありません。

主人公が彼のことを嫌いだから、そういう態度を取っているわけでもないのです。

2人にとっての未来をどんな形で実現すればいいのか、時間をかけて考えていきたいのでしょう。

ただ今の多忙なスケジュールの中では、時間が足りない。

彼女は2人の関係に真摯であるがゆえに、簡単には決断ができないのです。

ここに現れているのは、彼女の人としての真っ当さです。

今まで感じたことのないような深い愛情で満たされているのでしょう。

初恋といっても良いような、彼女にとって大切なこの恋。

根底にあるのは恋人と一緒に添い遂げたいという気持ち。

2人が幾つになっても、支え合って生きていけるような2人になりたい。

今が楽しめれば良いという刹那的な感情は、主人公の中には皆無のようです。

ここまでの歌詞を見て、彼女は常に先のことを見据え、自立する女性としての生き方をしています。

坂井泉水さんらしい女性の強さを描いたその歌詞。

「君に逢いたくなったら・・・」は、自立した女性とその恋人との関係性を描いた作品でした。

今回はZARDの「君に逢いたくなったら・・・」をご紹介しました。

その歌詞で描かれていたのは、女性の包容力ある力強さです。

恋人との関係でも、自分の芯を曲げない主人公。

「負けないで」に代表されるような坂井泉水さんらしい、前向きさが感じられる楽曲でした。

OTOKAKEでは、他にも歌詞の意味を解説した記事がたくさん掲載されているのです。

今回はその中からおすすめをピックアップさせて頂いて、この記事を終わろうと思います。

是非ご覧になってみてください。