スピッツ、デビュー30周年を迎える
苦難のデビュー直後
スピッツのメンバーといえば、何となく年齢不詳なイメージがありますが、なんと昨年の2017年でメンバー全員が50歳。スピッツは4人とも同級生なのです。
1987年、大学進学のために上京した4人が集まり結成したのが始まりで、新宿ロフト、新宿JAM、下北沢屋根裏などの都内ライブハウスを中心に活動を行っていました。
結成から4年後の1991年にメジャーデビューするも、数年間はCDの売上がまったく伸びず、作詞作曲を担当しているボーカルの草野は自らの音楽に自信喪失したとか。
メンバーを改めてご紹介
草野マサムネ(くさのまさむね)ボーカル担当 福岡県出身 血液型O型
三輪テツヤ(みわてつや)ギター担当 静岡県出身 血液型B型
田村明浩(たむらあきひろ)ベース担当 静岡県出身 血液型A型
崎山龍男(さきやまたつお)ドラムス担当 栃木県出身 血液型B型
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%83%E3%83%84_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)
『水色の街』(みずいろのまち)楽曲情報
リリース
2002年8月7日にシングルカットされたスピッツの27枚目の作品。
これは1ヶ月後に発売した10枚目のアルバム『三日月ロック』から、『ハネモノ』と同時にシングルカットされた楽曲です。
普段とは違うことをしようというスタッフの試みによるもので、メンバーたちはシングルカットする予定はなかったとも言われています。
『水色の街』は実在する?
水色の街=川崎だと言われています。
とすると、この曲に出てくる川はロケーション的には多摩川ということになるのでしょうか・・・。
でも、この曲に出てくる川って単なる多摩川のことではないようなのです。
後ほど詳しくご紹介していきますね。
実は怖い?スピッツの楽曲
ボーカルでもある草野マサムネが作る楽曲のテーマについて、ファンの間で良く囁かれているのが「初期の頃の楽曲のテーマが怖い」ということです。
時に想像力を駆り立てる抽象的な表現の歌詞と、優しいアコースティックギターの音がスピッツのイメージなのですが、実は「死」がテーマになっているものも多いのでは?と言われています。
真相は草野自身のみが知るところですし、解釈は人それぞれとしているので憶測の域になりますが・・・。
そしてこの『水色の街』もよくよく歌詞を読みこんでいくと、あれ、なんだか怖い歌?ということになるのです・・・。
ではさっそく気になる歌詞をご紹介していきましょう。
『水色の街』歌詞
気になる単語が・・・
川を渡る 君が住む街へ
会いたくて 今すぐ跳びはねる心で
優しくなって プレゼント持って
会いたくて 今すぐ 間違えたステップで
水色のあの街へ
ラララ・・・
出典: 水色の街/作詞:草野正宗 作曲:草野正宗
『水色の街』はごくごく表面上の字面だけ追っていくとなんてことはありません。
と言うと申し訳ないのですが、普通に考えれば、川の向こうに住む「君」に会いにいくのにワクワクした気分になっている恋愛の歌という捉え方ができます。
でもここで気になる単語がひとつ。
「間違えたステップで」です。もう少し先に進んでみましょう。