「純情スカート」(40mP feat.初音ミク)には誰も触れることが許されない…！歌詞の意味を解釈！

ボカロソングである「純情スカート」は、40mPさんという方が制作しました。

オリジナルPVの動画制作を行ったのは、たまさんという方で楽曲制作者である40mPさんと共同で作品を作ることが多いです。

つい口ずさみたくなるようキャッチーな曲調が特徴的で、一度聴いたら繰り返し聴きたくなるような中毒性を感じられます。

「純情スカート」というちょっとドキッとさせるようなインパクトの強いタイトルも、印象に残りやすいですよね。

純情スカートを聴いていると気になってくるのが歌詞の意味です。

具体的な表現ではない部分もいくつかあるため、人によって解釈が違ってくるようで、色々な見方ができる曲です。

どのような意味が込められているのか、独自の解釈も交えながら詳しく歌詞を紹介していきます。

「純情スカート」には、「主人公の男性」と「主人公が想いを寄せる女性」のふたりが登場します。

想いを寄せている女性は、魅力的で小悪魔っぽい特徴を持っていることが1番のAメロの歌詞から伺えます。

そして「不器用な～」の部分をオリジナルPVで見てみると、原稿用紙に何かを書いている男性の様子が描かれています。

「終わりのない物語」という言葉が出てきているので、主人公の男性は小説家ではないかといった意見もネット上で多く見られます。

もしかしたら、想いを寄せている女性のことを小説にしているのかもしれませんね。

「決して叶わぬ恋」というワードが出てきたので、主人公の男性には手の届かない女性なのでしょうか。

絶対に成就することのない恋だと分かっているけど、相手の気持ちがもっと知りたい…そのような主人公の葛藤が描かれているように感じられます。

「君のスカート」は何かの比喩のように感じられます。

さまざまな解釈がありますが「誘惑の純情」という言葉が出てきているので、女性の心情と重ね合わせているかのようにも思えます。

そして「誰も触れることは許されない」と言っている一方で、「僕だけの純情スカート」とも言っています。

もしかしたら、自分のものだけにしたいという気持ちがこの部分に現れているのかもしれません。

「流行色」に対して出てくるのが「モノクロ」というワード。

世間は色んな流行色に染まっているけど、どんな色にも染まっていないモノクロのような心を持っている女性を表現しているように感じられます。

「散らばった言葉を集めて」という部分からも、やはり文字を扱うことが多い職業=小説家をイメージさせます。

オリジナルPVの中でも、この部分で描かれているのは、紙切れのような欠片を集めている主人公の様子です。

一生懸命言葉をかき集めて、やっと自分の気持ちを表現できたと思ったら、女性はもう居なくなっていた…という切ない展開になっていきます。