周りがうるさすぎる時に聴きたい曲
『MUTE』には無音・沈黙といった意味がある
疲れているときは精神的に弱っている時、騒音はストレスになることもありますよね。
「静かな場所で過ごしたい」とため息をつきたくなるそんな時。
自分にとっての騒音を消すことができればいいのにと思ったことはありませんか?
または、傷つくようなことを言われた時に「もう何も聴きたくない、見たくない」と思ったことは?
『MUTE』はそんな繊細な気持ちを抱いた主人公を描いた曲なんです。
まずはシンプルなイラストで表現されたMVからチェックしていきましょう。
MVをチェック!
MVも40mP作!
たくさんのスピーカーが積まれている場面からMVは始まります。
スピーカーに囲まれるように制服を着た少女も登場。
頭を抱えているのはきっとうるさいからでしょうね。
「車のクラクション」、「道端の話し声」、「笑い声」などそれぞれの騒音を表すメーターが。
かなりうるさいようで、少女はついに「MUTE」のボタンを押して全く静寂の状態に。
さらには景色も見えないように消してしまったようです。
聴きたくない言葉を傘を差して雨を避けるようにできたら…と歌詞を表すイラスト。
傘を差して憂い顔の少女や、ヘッドフォンをして何かを聴いている姿も。
どんどん聴きたくないこと、見たくない物をミュートしていく彼女…大丈夫なのでしょうか?
と思っていると、最後には空が真っ白の状態になっている場所に佇んでいるというラストでした。
歌詞に忠実なMVでしたが、実際にはどんな内容を歌っているのでしょう?
次からは歌詞を詳しく解説していきたいと思います。
歌詞を解説!
この街は嫌いな音ばかり
この街は嫌いな音ばかりで
大切な音が埋もれてる
君の声 聞き逃さないように
できるだけ耳をすますけど
出典: MUTE/作詞:40mP 作曲:40mP
この歌詞の主人公は住んでいる街の音が気に入らないようです。
「君」と話すこともままならないのでしょうか。
この歌詞に登場する「君」は主人公にとって、とても大事な存在だということが伺えます。
自分でもきちんと声を聞け取ろうと努力はしているようですが、果たせずに苛立っていますね。
よほど騒音レベルが高い街なのでしょうか。歌詞の印象からすると都会なのではと感じました。
都会ではなくてもカエルの鳴き声がうるさく感じるということもあるみたいですが…(笑)
静かな夢が見たい
クラクションも街頭演説も誰かの笑い声も
簡単に消してしまえたらな
静かな夢を
出典: MUTE/作詞:40mP 作曲:40mP
具体的な例が登場しました。主人公は街中が特に苦手なようですね。
人混みなどもってのほかなのでしょう。
これらの音を消滅させたいと願う主人公。
騒音のせいで夢見心地が悪いのでしょうか。
静寂を強く求めているようですが、この後にどんな行動に出たのか…?
続けて歌詞を読んでいきたいと思います。
聞きたくないもの・見たくないものはミュート!
聞きたくないないものをミュートして
不快なノイズがうるさくて眠れない
見たくないないものをミュートして
汚い景色は視界から排除してしまえ
出典: MUTE/作詞:40mP 作曲:40mP