「back number」とはどんなグループ?
群馬県出身の3人組ロックグループ。
メンバーは清水依与吏(ボーカル&ギター)、小島和也(ベース&コーラス)、栗原寿(ドラムス)。
2004年に結成され、2011年にシングルの「はなびら」でメジャーデビューしました。
back numberの歌詞は聴いている人の実体験と重なりやすく、歌にとても共感できるという声が多いです。
清水さんの切ない歌声は聴く人の心をがっちりと掴んでいます。
「世田谷ラブストーリー」とは
気になる歌詞!
それでは「世田谷ラブストーリー」の歌詞の詳細を見ていきましょう!
沈黙が語る2人の壁
旧道沿いの居酒屋を 出てから僕が無口なのは
今日君を家に誘うその口実を 探しているんだよ
出典: https://twitter.com/bknb_love1/status/912545813976432643
居酒屋ではきっと話が盛り上がって楽しい時間を過ごしたのでしょう。それから外に出ると、先ほどの雰囲気とは違って、どことなく妙な沈黙が流れる。
そんなシチュエーションを体験したことがある人は少なくないのではないでしょうか?
店を出てから二人並んで駅へ向かう時、それぞれ頭の中では様々な考えを巡らせているのです。
あー、疲れた、早く帰りたい!とか、このまま帰りたくない…、もっと一緒にいたい…とか。
好きな人と一緒にいれば、後者を考える方が多いでしょう。
でも、唐突に直球で言ってしまうと引かれてしまうとわかっているので、まだ一緒に過ごせる時間を引き延ばす口実を、駅までの限られた時間の中で急いで必死に考える。
友達関係から一線を越えたい場合、相手にどうアプローチするかを考えることに必死になりすぎて、無口になってしまいませんか?
相手にいきなり黙り込まれると、「あれ?さっきまで盛り上がっていたのに?」と、なぜか急に意識し出し、一緒に黙り込んで尚更気まずい感じになることもありますね。
どうやって誘うか。
相手はどうして黙っているのか。
沈黙の中でお互いの考えがあれこれ巡っている様子が凝縮されている感じがします。
酔った頭に3分は早すぎる
駅まで3分 ちょっと近過ぎたよな
酔っぱらった僕に 君はまたねと小さく手を振った
出典: http://j-lyric.net/artist/a04fdf2/l030cd5.html
お店から駅まで3分。あまりの近さに、うまい口実を考える暇もない。
どうしようかと酔った頭で思索している間に駅に着いて、あっという間にお別れの時がやってきます。