「My god」ってどんな曲?
今回紹介する日向坂46の「My god」。
「God」とは「神」のことであり、歌詞の中にも「神よ」といった言葉が出てきます。
一方で「Oh, my god!」という言葉のように、驚愕を現す意味もある「My god」。
「神よ」という呼びかけで始まるこの曲は、いったいどのような歌詞なのでしょうか。
2ndシングル「ドレミソラシド」収録曲
「My god」は、日向坂46のセカンドシングル「ドレミソラシド」に収録されています。
表題曲「ドレミソラシド」は純粋な恋心を歌った王道アイドルソング。
表題曲のような明るさ全開の曲ではなく、テンション感を抑えた切ないポップソング。
曲によって表情を変える、テーマカラー「空色」にふさわしい日向坂46の魅力が詰まった曲です。
歌唱は1期生メンバー
この曲を歌っているのは日向坂46の1期生メンバー9名。
デビューシングル「キュン」の活動をもってグループを卒業した柿崎芽実さんは参加していません。
日向坂46の前身グループ「けやき坂46(ひらがなけやき)」としての苦労も知る1期生。
そんな1期生が歌う「My god」には様々な思いが隠れています。
神よ!
My god! My god! My god! My god!
Woo Yeah! Yeah!
出典: My god/作詞:秋元康 作曲:doubleglass
この曲は静かなイントロからメンバー全員の「My god」というシンガロングから始まります。
いったい何に対して「My god」と叫んでいるのでしょうか。
神よ、どうすればいいですか?
神よ 教えてくれないか?
神よ 僕はどうすればいい?
胸が なぜこんなに苦しいのだろう?
すれ違った(そう)あの日に(ほら)何があった?
出典: My god/作詞:秋元康 作曲:doubleglass
歌いだしから「神よ」と神に語り掛けるメンバー。
まさに「My god!」ともいうべき神にすがるような悲痛な叫びが聞こえます。
普段はアイドルとしてキラキラと輝いた日々を送るメンバー。
この曲の主人公は何かに対して胸を痛め、どうしてこんなに苦しいのか、と問いかけます。
ある日、「何かとすれ違いがあった」いっていますが何があったのでしょう?
どうすればいいかすらわからず、文字通り神頼みをするしかないように見えます。
主人公は誰かと出会った?
立ち話してただけじゃないか? (彼女と偶然 会って)
個展を見て来た帰り道(ほんの数分 wow wow wow wow)
たまたまそれは僕の好きな(コンテンポラリーだった)
ホントはお茶でも飲みに行きたかったけど
出典: My god/作詞:秋元康 作曲:doubleglass
この曲の主人公は「彼女」と偶然会ったといいます。
個展を見て、なんでもないような帰り道、たまたま出会った女性がいたようです。
「コンテンポラリー」というのは「現代的」という意味ですが、何が現代的なのでしょう。
見てきた「個展」が現代的なアートだったのでしょうか。
「My god」という叫びから主人公は混乱しているようにも見えます。
これは単に「個展」の出来に驚いたというよりは、やはり主人公に何かあったと考えられますね。
最後の行の歌詞からも、ある女性と運命的な出会いをしたと考えるのが自然です。