映画「君の名は。」は音楽をRADWIMPSが一手に引き受けたことでも話題になりました。
日本のアニメ映画において、作曲家ではなく単独でも活躍するミュージシャンが楽曲全般を制作するのは異例のこと。
主題歌という形で有名アーティストとコラボする作品は数多くあります。
しかしインストゥメンタル含め全ての曲をアーティストが制作するのは珍しいことです。
この試みは結果として大成功といえたでしょう。
物語の序盤、「前前前世」はまるでMVのように曲に合わせてテンポよく瀧と三葉に起きた出来事を描き出しました。
一方「スパークル」は、映画内で使われたものはなんと7分余りの長い曲。
しかもそのうち4分もの長さが間奏という特殊な編曲となっています。
音楽が映像をテンポよくリードした「前前前世」。
それに対して「スパークル」は、映画のクライマックスシーンを最大限に盛り上げる編曲。
美しく壮大なサビが物語を印象深く彩り、見た人の心に深く刻まれることとなりました。
「なんでもないや」も同様にラストシーンとエンディングの感動を深めています。
こうした音楽の使い方、映画とアーティストのコラボ。
これからの映画のスタイル自体を変える可能性の伺える、印象的な作品となりました。
最後に
聴き応えのある曲ばかり
「君」と「僕」の存在や心の距離が様々な場面をつくりだして、奥深いストーリーになっていきます。
そして「父」の登場によって、主人公がさらに大人へと成長していく段階が伺えますよね。
もしかすると「父」は、この世にはもう居なくて、空を見つめながら話しかけている…。
そんな情景なのかもしれません。
いかがでしたか?
収録アルバム「君の名は。」には他にも聴き応えのある曲ばかりが勢ぞろいしています。
ぜひじっくりと、聴き入ってみてくださいね!
映画「君の名は。」主題歌の歌詞解釈記事
過去の特集記事はこちら
現在爆発的ヒットを記録している映画「君の名は。」。
映画のヒットに伴いRADWINMPの音楽も大注目されています。
最近RADWIMPSを知ったよ!ずっと昔から聞いていたよ!
という興味がある人にこの度新曲としてリリースされたものを全てこちらに特集しましたので是非もれなくチェックしてみてください!
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みつはと瀧のその後は……?おすすめ記事を紹介
映画「君の名は。」の世界観を構成する「なんでもないや」を今回解説しました。
楽曲の歌詞にも、ストーリーを紐解く重要なキーワードが散りばめられていることが分かりましたね。
さらに「君の名は。」を知りたい、という人におすすめの記事を最後にご紹介します。
この記事では作品のメインとなっている入れ替わりについて徹底考察。
さらに、映画のラストシーンでは描かれていなかった主人公2人のその後についても触れています。
繰り返し観て楽しめる映画「君の名は。」を、ぜひ新たな解釈でお楽しみください。
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