日々 恋をして 胸を焦がしたい
いたずらな空にも悔やんでいられない
ほら 笑うのよ 赤い太陽のように
いつの日も雨に負けるもんか
今日の日も
涙に負けるもんか
出典: フレア/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆
恋をするようにドキドキしながら毎日を謳歌したい。
そんな思いが表現されています。
落ち込んでいる時間なんてもったいないのだと。
「恋は盲目」という言葉の如く、夢に向かって一心不乱に進んでいこうとしています。
印象的なのは最後のフレーズです。
涙を流さないとは言っていません。
どんなに悔しいことが起こっても立ち向かっていく。
どんなに強い雨に打たれようとも心の炎は絶やさない。
主人公の夢への意地と覚悟が描かれています。
他人と比べて落ち込むときもある
失う度に 嫉妬するものね
雨雲たちに 少し怯えてる
出典: フレア/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆
夢に向かってひたむきに頑張る姿が描かれていた1番とは対照的に、2番では少し弱気な姿が描かれています。
あれほど前向きだった主人公が落ち込むほどの悔しい出来事があったのでしょう。
何かに挫けたり、ぶつかったりすると、つい他人と比べてしまいがちです。
「どうせ自分なんて…」「なぜあの人にできて自分にはできないんだ…」と、余計に落ち込んでしまって。
普段は良いライバルだと考えていても、自分が落ち込んだときには憎らしい気持ちになってしまうものです。
心の炎を絶やしはしないと誓っていたものの、このままでは消えてしまうのではないかと不安になっています。
炎の声に耳を傾けて
炎の声よ
聞かせてくれる?
私のままでいいと
出典: フレア/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆
「いい加減諦めたら?」「違う道を探したら?」
他人からそんな言葉を投げかけられることがあるかもしれません。
将来を心配して声をかけてくれる人もいれば、そもそも応援する気はなくて好き勝手に言う人もいます。
しかし本当は分かっています。
他人の蔑む声を気にする必要はなく、他人と比べる必要もないのだと。
再び前を向いて夢を追いかけていきたい、そんな主人公の強い思いが歌詞には滲み出ています。
諦めない心が太陽のように輝く
日々 育てたい 信じるって気持ち
迷いも不安も 怯んで飛んでゆけ
日々 立ち上がれ 赤い太陽のように
やさしい風に吹かれて
炎は再び舞い上がる
出典: フレア/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆
夢への意地と覚悟がありつつも、まだ不安を抱えている部分もありました。
少しずつそんな自分とサヨナラしようと、主人公は努力を重ねていきます。
そして厳しい言葉を投げかけてくる人ばかりではありません。
夢を応援してくれる人たちもいます。
誰かの優しい声が夢へと向かう力に変わっていくのです。
不安から立ち直った今、主人公は新たな決意を胸に灯します。
何度炎が消えかかっても、その度に火力を増して、再び燃え上がらせていくのだと。
諦めない心こそが、炎を燃やし続けていく上で何よりも大切なのです。
その姿は、どんなに雨が降ろうとも必ず空に昇っていく太陽のよう。
主人公がこれから歩んでいく道は、光に照らされています。
行動だけが未来を切り拓く
日々 恋をして 胸を焦がしたい
いたずらな空にも悔やんでいられない
ほら 笑うのよ 赤い太陽のように
どこかでまた会えるまで
冷たい雨に負けるもんか
今日の日も
涙に負けるもんか
孤独の雨に負けるもんか
今日の日も
涙に負けるもんか
出典: フレア/作詞:越智志帆 作曲:越智志帆
最後のサビに突入。
主人公には叶えたい夢があり、それを応援してくれる人たちもいます。
しかし実際に行動に移していくのは自分自身です。
どんなに強い思いを持っていても、何もしなければ現実が変わることはありません。
行動だけが未来を切り拓いていくのです。
どんなに悔しいことが起ころうとも、どんなに強い雨が降ろうとも。
心の炎を燃やし続け、夢を追いかけていきます。