光のない滑走路を走る

しかし歌詞では、滑走路には光がないように歌っています。

これは一体どういう意味なのでしょうか?

もしかしたら、これは人生を滑走路に例えたもので、未来は見えないという意味。

これから何が起こるのかは全く分からないことを暗い滑走路に例えているとも考えられます。

「先が見えなければ、一緒に迷えばいいじゃないか。」

そんな風に吹っ切れた気分で考えると、人生が楽になるかもしれません。

ただ、ここでいう一緒にというのは、誰と一緒に?と疑問に思ってしまいますね。

周りに誰もいないというのに、一緒に?と消えない疑問が残ります。

周りに誰もいないとしたら、これは「自分の信じているもの」だと考えられます。

「自分の信じているもの」と一緒に旅をしているなら、それもろとも迷ってしまってもいい。

だってどこに行くにも一緒なのだから。

こうして肩の荷を下ろされたような気分になる曲ですが、サビへの盛り上がりは見事です!

サビにかけて最高に盛り上がる!

一瞬暗くなる明かり…miletはどこへ?

MVで、サビにかけて見ている人はその盛り上がり具合いに引き付けられます。

今までチカチカとまばゆい光を放っていた背景ですが、サビの直前で突然真っ暗になります。

歌っていたmiletも消えてしまったような気がして、「miletはどこへ?」と不安に。

不安になったのもつかのま、パッと周りが明るくなり、光り輝くサビがはじまるのです。

パッと華やかに人生の旅がはじまる

このサビ直前での真っ暗な瞬間

これこそがサビの盛り上がりをいっそう大きなものにしてくれているようです。

画面は真っ暗になり、そしてサウンドもすっと消えてなくなる。

そして静けさの中で、miletが英語歌詞を何のバックサウンドもなしに歌い出します。

続いてドーンと入るバックの力強いエレクトリックサウンド

最高潮のビートが続き、再びmiletの美しい姿に見とれてしまいます。

サビでガンと持っていかれたような気分にさせてくれるのはさすが。

それはまるで飛行機が飛び立つ瞬間のよう。

徐々に飛行機が動き出すと同時に、感じるのは胸のドキドキ。

そして飛行機がついに飛び立つその瞬間、一瞬全てが暗くなったような感じがします。

次の瞬間には辺りが真っ白になったような感覚があり、その後飛行機はスムーズに飛び立ちます。

飛び立ったあとは妙にホッとして、再び旅行気分に。

「やっと旅のはじまりだ。」と、ようやくハイテンションな気分になることができるのです。

そんな飛行機出発までの時間と、MVのサビのシーンがぴったりと重なります。

そして人生でも旅立ちの様子は、これに似ているような気がします。

信じるものがたった1つでもあれば…

曲の中で、miletが「信じるもの」と指を1本立てるシーンがあります。

彼女のいう「信じるもの」とは何のことを意味するのでしょうか。

考えてみると、旅に出るにはそれなりの理由があるはず。

観光旅行だとしても、その場所に立って何かを見てみたいという気持ちがあるはずです。

引っ越しや結婚、卒業など、人生の旅立ちにも理由があります。

その場合の「信じるもの」は、「そこで自分が十分やっていける自信」でしょうか。

また、「その先の出会い」という場合もあるでしょう。

何かひとつ信じるものがあれば、ひとりでもしっかりと旅立つことができるよ。

そんな彼女からの素敵なメッセージが伝わってきます。

躍動感を感じる「Runway」のMVは、力強いメッセージで人生の旅立ちを応援してくれるものでした。

まとめ

miletは華奢で可憐ですが、透き通る歌声はエネルギッシュ。

天使のようなルックスと未来を感じる歌声が、私たちを虜にしてしまいます。

今回のMVでは光を散りばめた映像で、旅立ちの様子を見事に表現。

美しい映像に釘付けになりましたね。

miletの「Wonderland」も旅立ちがテーマの曲。

「Runway」とは一味違ったほのぼのとした世界観に酔いしれましょう。

miletが歌う「Wonderland」は、映画「バースデー・ワンダーランド」の挿入歌になっています。「バースデー・ワンダーランド」の世界観を感じることができるこの楽曲の歌詞を、映画の内容とともに詳しく解説していきますよ!

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