3ヶ月連続シングルの第一弾!
2019年7月17日発売予定
GENERATIONS from EXILE TRIBE(以下GENERATIONS)の18枚目のシングル『Brand New Story』。
3ヶ月連続シングルの第一弾として2019年7月17日にリリース予定です。
タイトルは「真新しい物語」という意味なのですが、一体どんな歌詞なのでしょうか。
また、曲中に登場する「約束の場所」とは何を示しているのか…?
映画「きみと、波にのれたら」主題歌に
片寄涼太さんが声優を務めた
『Brand New Story』がアニメ版のMVを作成されているのは、映画『きみと、波にのれたら』の主題歌として使用されているからです。
同作は、『夜は短し歩けよ乙女』で「第41回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞」を受賞した湯浅政明さんが監督した作品。
湯浅監督と言えば、『四畳半神話大系』、『ピンポン THE ANIMATION』などでも、その手腕を見せつけていました。
アニメファンにはすでに知られた存在の彼が、『きみと、波にのれたら』ではどんな内容を手掛けたのでしょうか。
あらすじを少しだけご紹介します。
サーフィンが大好きな向水ひな子は、大学入学を機に海が見える街に引っ越してきた。しかし、波に乗るとプロも顔負けの腕前を見せるのだが、実は将来について確固たるヴィジョンが見えずに悩んでいた。そんなある日、近所で火事が発生し、現場で作業をしていた消防士の雛罌粟港と出会い、2人は互いに惹かれ合うようになる。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/きみと、波にのれたら
雛罌粟港(ひなげし みなと)の声はGENERATIONSのメンバーである、片寄涼太さんが担当しています。
『Brand New Story』の曲中では片寄さんと向水ひな子(むかいみず ひなこ)の声を務めた川栄李奈さんがデュエットするパートもあるんだとか。
実はMVにも、それを反映してか主人公の一人であるひな子が登場するんです。
早速、観てみましょう。
MVをチェック!
本編と繋がっている部分も?
一人で海へドライブするひな子。
イルカがプリントされたサーフボードを手に海辺に立っていると、映画のフィルムのように港との思い出が蘇ってくるようです。
本編の数々の名場面が映し出されるので、思わず余韻に浸ってしまいますね。
一方、GENERATIONSのメンバーもマイクロバスで海へ.
サングラスにひな子が映っているショットがあったので、同じ空間にいるのでしょうか。
砂浜を走っていき、勢いよく海に飛び込むシーンは爽快さが伝わります。
メンバーそれぞれ、そしてひな子がサーフィンするシーンも。
最後にはひな子も加え、全員で囲んで花火をする場面へと移ります。
キラキラと輝く景色に向かって、ひな子は一人、アロハサインを掲げる…という最後でした。
MVは本編とリンクした内容でしたが、歌詞の方はどうでしょうか?
次からは歌詞の内容を独自に解釈していこうと思います。
歌詞を解説
運命の厳しさ
君が眺めている水面は鮮やかに煌めき
少しずつ色を変えて光り続けてる
時として運命は 試すような道を指して
僕らは立ち尽くすだけ
でも、その痛み乗り越えたなら
出典: Brand New Story/作詞:和田昌哉 作曲:FAST LANE・ERIK LIDBOM
「君」は海を眺めているのでしょうか。
自然の美しさは不規則で変化するもの…
そんな海の美しさをこれでもかと冒頭で描写しています。
何故、こんな導入から入るのかというと、おそらく人間の力では変えられない「偉大な何か」を表現したかったのではないでしょうか。
自然もそうですが、思いもよらないアクシデントもこの「抗う事ができないもの」にあたると思います。
この歌詞の主人公は「きみと、波にのれたら」 のひな子と港のようにお互いに惹かれ合う二人の内の一人。
主人公達は残酷な運命に遭遇し、険しい道を歩かざるを得ない状態。
冒頭で描かれた「海」のように抗いがたい「運命」に茫然としているようです。
また、心身ともに苦痛を感じている様子。
作中でひな子と港は悲しい別れを迎えるのですが、そのことを示しているように受け取れますね。