MAX主演映画「Give me a shake」の主題歌
MAXといえばこの曲!というくらい世に知れ渡った大ヒット曲「Give me a shake」。
実はこの曲は、MAXの4人が主演の映画「Give me a shake」の主題歌としても使われていたんです。
新メンバーが入った時期もありましたが、やっぱりMAXといえばナナ、ミーナ、リナ、レイナのこの4人!
この4人の時代が黄金期ですね。
「Give me a shake」は1997年に発売されたMAX6枚目のシングルで、3枚目シングルの「TORA TORA TORA」に続く大ヒットとなった曲。
かっこいいダンスと共にメンバーの個性があふれる大人気曲となりました。
安室奈美恵が全盛期だった頃、同じ沖縄出身のMAXが負けずと底知れぬパワーを披露。
MAXの実力を世に知らしめた作品といっても過言ではないでしょう。
まずはPVをご紹介☆
まずはPVをご覧いただきましょう。
みんな若いですね!白い衣装に身をまとった4人に見とれてしまいます。
歌唱力は見事!そしてダンスも申し分ない仕上がりです。
力強く厚みのある歌声。かっこよく歌声からも力が感じられるサウンド。
リズムにぴったりとのった歌声がとても心地よく感じられます。
あの頃のMAXが蘇る!
MAXをテレビで見たことがある人は分かると思いますが、トークでの気の抜けた感じと歌うときのギャップが凄いですね。
スピード感のある曲ですが、実はミドルテンポの曲だということが分かります。
ダンスもどちらかといえばスローなので、これならMAXのダンスも真似できそうな気がしてきます。
(実際に踊ってみると無理でしょうが……。)
あの頃のMAXが蘇り、胸がじわりと熱くなります。
歌詞の意味を解釈
燃えるような想いが伝わる出だし
夜におびえて 青ざめる太陽
ふるえる空が熱くブレイクする
スピード上げた あなたのテンションに
誘惑のスリル 期待するけど
出典: Give me a shake/作詞:海老根祐子 作曲:星野靖彦
この曲がブレイクしている当時は、歌詞の意味など考えずにただ体で音楽を感じていました。
しかし今になって歌詞を見てみると、今更ながらとてもスリルのある刺激的な内容だということに気が付きました。
グサグサと突き刺さるような歌い方をするMAX。
この歌詞の主人公がかっこいい女性だからこのような歌い方をしているのかもしれません。
色でいうと赤、季節でいうと夏。情熱的な歌い出しです。
太陽が夜におびえているということは、夜が来るのをおそれていると考えられます。
「あなた」と燃えるような恋がしたい!といった感情が伝わってきます。
「誘惑」「スリル」など、大人な恋愛模様がイメージできる歌詞。
でもおそらく、この曲のストーリーではまだ恋は始まっていないのでしょう。
怪しげな歌詞が意味深
狙ってる くちびるは Tricky Cherry
落ちそうに 赤くても モノにはできない
出典: Give me a shake/作詞:海老根祐子 作曲:星野靖彦
ここで、主人公は本当に男性?という疑問が沸き上がります。
しかし後の歌詞を考えると、やはり主人公は女性のよう。
赤いけど口紅の赤みではなく、セクシーな男性の唇を赤いと表現しているのだと解釈できます。
まだ自分の物にはなっていないけど、その唇を奪いたいという気持ちは男性も女性も同じなのかもしれませんね。
期待に胸が高鳴る様子とサビに向けてのワクワク感が見事に重なります。
女性から共感を得る絶妙な言い回しのサビ
Give me, Give me a Shake 0ゲームで
勝てる恋は 遊びにもならない
ギラギラに飾り立てた
男ぶりに 心 乱されたいから
Give me, Give me a Shake この私を
だますほどの 勇気もないくせに
愛なんて 言葉だけを
振りかざして いい気にならないで
出典: Give me a shake/作詞:海老根祐子 作曲:星野靖彦