季節は変わり”雪化粧 まとえば”とあるので、葉が落葉となって 全て散ってしまった木に雪が積もっている様子、「冬」をさしていることになりますね。
”想いはぐれて”というのは、相手の気持ちが自分から離れてしまった、 すなわち別れをあらわしています。
”足跡も消してく音無きいたずら”から想像できる光景は 雪が積もっている地面の上を歩くことでできる足跡の上から さらに雪が降って、その足跡を音を立てずに消していく様子が想像できます。
どうか木々たちだけは
この想いを守って
「永遠」の中ふたりとどめて
ここに 生き続けて
出典: 桜色舞うころ/作詞:川江美奈子 作曲:川江美奈子
私達の恋がうまくいっていた状態のまま生き続けて、
と木に語りかけているようなイメージですかね。
木々に葉のない季節が別れの季節となってしまったのですから
若葉色萌ゆる状態でずっと生き続けてほしい、
意味としては二番のサビで感じていたことと似ている気がします。
桜色 舞うころ
私はひとり
あなたへの想いを
かみしめたまま
出典: 桜色舞うころ/作詞:川江美奈子 作曲:川江美奈子
最後の”桜色舞うころ”は1年後の春のことをさします。去年と同じように1人ですが、
”あなたへの想いをかみしめたまま”というフレーズから失恋をし、 まだ彼への想いが残っているままであることがわかります。
四季折々の情景に恋人たちの恋愛を重ねて書かれた詩には美しさを感じられました。
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