星野源とは
まず、「ダンサー」を生み出した星野源がどのような人物なのか説明していきます。
「恋ダンス」で話題に
TVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に出演し、ドラマの主題歌「恋」も提供しました。
この「恋」に合わせて新垣結衣などドラマの出演者が踊る「恋ダンス」は、ドラマと共に大きな人気を集めます。それをまねした動画も多くアップされました。
これがきっかけで星野源を知ったという方も多いのではないでしょうか。新垣結衣の恋ダンスがみたい方は、ぜひドラマをチェックしてみてください。
マルチな才能を持つアーティスト
彼はインストバンド「SAKEROCK」のリーダーとして、マリンバやギターを担当していました。
俳優としても活躍し、「在日ファンク」でボーカルを務める浜野謙太もこのバンドのメンバーです。
SAKEROCKは惜しまれながらも2015年に解散してしまいます。
とてもポップでユーモアあふれる聴きやすい曲ばかりですので、星野源の音楽が好きな方はぜひSAKEROCKも聴いてみてください。
星野源はその他にも俳優・文筆家・ミュージシャンとさまざまな顔を持っています。その中でも、一番の魅力はやはりミュージシャンです。
細野晴臣の薦めでソロデビュー
星野源は細野晴臣のレーベル「デイジーワールド」から、2010年に1stアルバム「ばかのうた」をリリースします。
以前から歌いたいという気持ちはあり、細野晴臣からの薦めが大きなきっかけになってリリースに踏み切ったそうです。
細野晴臣のファンであることを星野源は公言していて、TV番組「おげんさんといっしょ」などで共演もしています。星野源の初期作品は、細野晴臣の影響を強く感じます。
その後は2011年に「エピソード」、2013年に「STRANGER」、2015年に「YELLOW DANCER」とコンスタントにアルバムをリリースし、精力的に活動を続けています。
4thシングル「ダンサー」について
そんな、今ノリに乗っているアーティストである星野源。その星野源の隠れた名曲が「ダンサー」です。まず、「ダンサー」の基本情報について紹介します。
4thシングル「知らない」に収録
星野源の2012年11月28日発売の4thシングル「知らない」に収録されている曲が、今回紹介する「ダンサー」です。
このシングルには4曲収録されていて、全ての曲を合わせて1つの作品に仕上がっています。
2曲目に収録されている「ダンサー」は、アップテンポの明るい軽快な曲です。
1曲目の「知らない」は生きる上での悲しみを感じながらも、かすかに見える光を目指して進もうというメッセージ性の強い曲となっています。
その次の曲がこの「ダンサー」なので、好対照な印象を受けます。