強い女性の繊細な側面

‘Cause my heart is aching with every beat-beat
心の弦(つる)が切れて
こんなんじゃ愛を鳴らせない
aby, take me, take me, take me

出典: 7 WONDERS/作詞:Satomi 作曲:LISA DESMOND・JANET LEON・NIKLAS BERGWALL

最初の英語では「胸が痛い」…つまり苦痛を味わっていることを表現しています。

それをヴァイオリンの弦が切れてしまった状態で比喩しているのではないでしょうか。

弦が切れてしまっては、美しい音を奏でることができませんね。

心が痛む今、明るく愛情を振りまく元気が湧かないのでしょう。

普段は強くたくましく振る舞っているけれど、実は内面は繊細…。

そんな女性の二面性をここから読み取ることができます。

「take me」は「連れて行って」という意味。

これは主人公の愛する彼への「私に力を与えて」というメッセージなのだと思います。

君と出会えたのは「奇跡」

Seven wonders of the world
君とふたりなら
次の奇跡を生む
導かれる様に
恋に落ちたのは
Baby you’re the wonder of my world

出典: 7 WONDERS/作詞:Satomi 作曲:LISA DESMOND・JANET LEON・NIKLAS BERGWALL

サビでは力強い歌唱とともに、女性の深い愛が表現されていますね。

愛する「君」と過ごす未来には多くの可能性を感じているみたいです。

これってとても素敵な感情ですね。

一緒にいてワクワクしたり、楽しい未来が想像できる人と過ごす時間は、とても貴重です。

そしてこの二人が恋に落ちたのは必然。

そう確信を持っているようです。

最後の英文では「 あなたは私の世界で起きた奇跡」といっています。

最初「wonder」を「不思議」と表現して七不思議のお話しをしましたね。

この単語には「驚愕」とか「奇跡」といった意味もあるのです。

女性の七色の感情だけでなく、彼と出会えた奇跡も表現したタイトルなのですね!

何気ない時間も特別

君と過ごす幸せな時間

Walking home
In the moonlight
君と 肩を並べて
歩く 時間が愛しい

出典: 7 WONDERS/作詞:Satomi 作曲:LISA DESMOND・JANET LEON・NIKLAS BERGWALL

月明かりのもと、 二人で一緒に歩いている状況。

こちらもとてもロマンチックな光景ですね。

主人公にとって、彼と一緒にすごす時間の全てが特別に感じられるようようです。

二人なら強くなれる

‘Cause my heart is aching with every beat-beat
絆の弓で奏で
ふたりの愛を鳴らせば
Baby, take me, take me, take me

出典: 7 WONDERS/作詞:Satomi 作曲:LISA DESMOND・JANET LEON・NIKLAS BERGWALL

彼との幸せな時間の後には再度、胸の痛むシーンが訪れました。

どうしても恋愛している最中は幸せに感じたり、不安に感じたり繰り返してしまうもの。

先ほどは弦が切れてしまって奏でられなくなったヴァイオリン。

でも今回は違います。

二人で築いてきた絆をヴァイオリンを演奏する弓に見立て、表現していますね。

それだけ愛の力は主人公を強くさせるということなのでしょう。

かけがえのない存在

Seven wonders of the world
君とふたりなら
どんな日も特別
飾らぬ気持ちで
今いられるのは
Baby you’re the wonder of my world

出典: 7 WONDERS/作詞:Satomi 作曲:LISA DESMOND・JANET LEON・NIKLAS BERGWALL

主人公にとって彼は自然体でいられる相手のようです。

ありのままの姿を受け入れてもらうという経験は、とても心の支えになりますね。

そして彼という存在は主人公にとって「奇跡」。

一緒に何気ない日常を過ごすだけでも、彼女にとってかけがえのない日々なのです。

とても深い愛情と絆を感じ取れますね。

幸せに感じるほど増す不安