「Save me」は『人間愛』がテーマ

【Save me/西内まりや】「エンジェル・ハート」に寄り添う歌詞を解釈!人間愛を歌い上げる名曲の画像

2018年9月現在は所属事務所を辞め、フリーで活動している西内まりや

今回ご紹介する楽曲「Save me」は、2015年10月28日にリリースされた4枚目のシングルです。

なんと、レコチョクのシングルダウンロードランキングでは週間1位を記録しました。

そしてドラマ「エンジェル・ハート」の主題歌として書き下ろされた楽曲となっています。

歌詞の内容やサウンドは、ドラマの世界観にぴったり。

ドラマを見進めるほどに楽曲に込められた意味が分かるようになっていき、思わず涙ぐんでしまう内容となっています。

「エンジェル・ハート」は『人間愛』がテーマ。

この楽曲も同じテーマのもと作曲されたそうなのです。

「Save me」に登場する主人公は『本当の愛』を探し求め、彷徨い続けます。

そこで一体どんな答えを見つけ出すのでしょうか?

キュートでポップなルックスからは想像できないほどの幻想的な世界観で、聴き手を圧倒させてくれますよ。

ドラマ「エンジェル・ハート」はどんな内容?

【Save me/西内まりや】「エンジェル・ハート」に寄り添う歌詞を解釈!人間愛を歌い上げる名曲の画像

「エンジェル・ハート」は漫画家の北条司が生み出した大ヒットコミック。

作者の代表作である「シティハンター」のパラレルワールドという設定のストーリーとなっています。

新宿に現れた史上最強の暗殺者は、美しすぎる人間兵器だった。彼女(香瑩)のコードネームは「グラス・ハート」。完璧を誇る仕事振りに組織からは高い評価を得ていたが、彼女の心は、暗殺という任務を重ねる度に軋み、蝕まれていった。やがて彼女は自ら死を選ぶが、組織の力によって、再び現世に呼び戻された。事故死した冴羽獠の最愛のパートナー、槇村香の心臓を移植されて。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/エンジェル・ハート#テレビドラマ

最愛のパートナー「槇村香」を亡くし、始末屋の仕事から足を洗った冴羽獠。

「槇村香」の心臓を移植された香瑩(シャンイン)と出会い、彼女の義父となることを誓いました。

この「エンジェル・ハート」では、2人の家族愛について描かれているのです。

段々と打ち解けて人間らしさを取り戻す香瑩(シャンイン)の姿は感動もの。

そして、今回ご紹介する楽曲「Save me」の中には物語に関するキーワードが散りばめられています。

美しく幻想的なMV

「Save me」の魅力を語る上で欠かせないのが、美しいMV

西内まりやMVごとに別人かのように変身して見せるのです。

今回の「Save me」では、幻想的な演出が楽曲の壮大な世界観を引き立てていますよ♪

それではぜひご覧ください。

爽やかなポニーテールがとても似合っていますね。

真っ白な家具の部屋でしっとりと歌い上げるシーン。

そして、緑の丘の中で高らかに歌い上げるシーン。

楽曲の壮大なイメージに合う、神秘的な演出となっているのではないでしょうか。

他の楽曲でのクールでノリノリな姿とはまた違う、西内まりやの大人の魅力がにじみ出ています。

素晴らしいライブ映像

avexのYouTube公式チャンネルでは、ピアノの弾き語りによるライブ映像があります。

筆者としてはこちらの映像もすごくオススメ。

というのも、この映像ではカラオケ音源や派手な演出が一切ないのです。

純粋にアーティストとしての西内まりやの力を見ることができます。

素晴らしい歌唱力ですね。

曲の後半では力みがフリップ(裏返り)を招いていますが、それがむしろ躍動感を出していると思います。

前のめりになっていくピアノも、生演奏だからこその緊張感が伝わるのではないでしょうか。

口パクなどが問題となる現代。

真正面から取り組む姿は素敵です。

また、歌詞に非常に心を込めて歌っているのが伝わりますね。

それでは歌詞の意味を一緒に読み解いていきましょう♪

『愛』を求めて彷徨う

鼓動を感じる

【Save me/西内まりや】「エンジェル・ハート」に寄り添う歌詞を解釈!人間愛を歌い上げる名曲の画像

心でただ動いてく My heart beat
私にそっと話しかけるように

出典: Save me/作曲:Mariya Nishiuchi、Zen Nishizawa、Yousuke 作詞:Mariya Nishiuchi