西野カナ「君って」着うたフルでミリオン認定！歌詞の意味を紐解く

心がホッとする優しいメロディーが印象的な「君って」は、2010年にリリースされました。

西野カナのシングルで一番の売り上げを記録しており人気の高い楽曲ですね。

西野カナといえば「恋愛」というイメージが強いかもしれませんが、この曲はもっとスケールアップした「愛」について描かれています。

初回限定盤と通常盤の2種類があり、初回限定盤にはスペシャル限定ジャケットと初回限定プリシールが封入されていますよ。

「君って」は、2011年6月22日にリリースされた3thアルバム「Thank you,Love」の12曲目にも収録されています。

このアルバムにも初回限定盤と通常盤があり、初回限定盤には「君って」のMV&メイキングが入っているDVDがついています。

この楽曲は、2014年2月に着うたフル+インターネット配信を合わせたフル配信合算でミリオン認定が発表されました。

西野カナは他にも、16作品連続で週間ランキング1位を獲得するなど圧倒的な存在感を見せつけています。

16作品連続週間ランキング1位を獲得したのは、レコチョク史上彼女ただ一人。

西野カナの優しい歌声は、日常の中でいつもそばに持ち歩いていたい音楽としても愛されているんですね。

さらに「君って」は、嵐の二宮和也が主演したフジテレビ系ドラマ「フリーター、家を買う。」の挿入歌として選ばれました。

このドラマは、母親の病気をきっかけにフリーター生活をしていた主人公が、このままではいけないと一念発起し成長していく姿が描かれています。

ドラマの始まりとともに流れ、「大きな愛情」を感じられるこの曲はドラマの雰囲気とぴったりだと思った人も多いのではないでしょうか。

「君って」は、音楽ダウンロードサービス「レコチョク」のCMソングにもなりました。

この楽曲を発表するまでも、若年層から支持されていたこともあり、選ばれたのかもしれませんね。

歌詞の冒頭は「君」に語り掛ける言葉から始まります。

ですが、いきなり「何があったの？」「どうしたの？」と詰め寄るのではなく、昔似たようなことがあったよねと優しく寄り添います。

後の歌詞からも分かりますが、この主人公が大切に思っている「君」は今、ひどく落ち込んでいて苦しんでいる状況です。

そんな君にさりげなく、君は自分のしてきたことに後悔しているかもしれないけど、君のあの時の行動が私を救ってくれたんだよと伝えていますね。

返事がない君に対して今度は真っ直ぐに問いかけます。

「どうしたの？らしくないね」この辺りのフレーズはメロディーと相まって、本当に言葉を語り掛けているように聞こえます。

そのニュアンスは、落ち込んでいる空気を吹き飛ばすように「元気を出しなよ！」って明るく振舞っているように感じますね。

そして君がくれた言葉がここに登場します。

「一人じゃどうしようもないことも、二人なら怖くない」

だから、私にもその心に抱えているものを分けてほしいと言っているわけですね。