Suchmos【WIPER】の歌詞はどんな意味？YouTubeにLIVE動画あり♪MVがかっこいい☆

前述の「DIRECT」とは対照的に、「隠語で会話」というフレーズが取り挙げられています。

言葉の役割をないがしろにして、言葉のもつ意義を大事にしない人は筆者も嫌いです。あとまわりくどい言い方も。

そして「前の号」というすぐに見つかりそうなものが見つからない、ということで物事がこねくり回されて複雑になっていることを読み取ることができますね。

さらにテレビの流す情報が偏っていて、ネガティブなニュースばかりであることを言っているのでしょうか。

ネットの普及によりテレビを見ない人が時代遅れである時代は終わり、テレビを見ている人が時代遅れで偏っていることがよく言われていますよね。

そんな何かおかしい世の中のかたちを指摘しているフレーズといえましょう。

筆者も正直ウンザリなんですよねえ、じゃれ合いとか協調性とか。

群れをなして仲良くやっているようで、結局はおのおの自分の利益のことしか考えていないじゃないですか。

そして人数が増えるほど時間と労力のロスが増え、物事の本質や本題からどんどん離れていくことに気付いたことがある方もいらっしゃるでしょう。大人数の会議とかその典型ではないですか？

そこでハッキリしないでグズグズと群れたり物事をこねくり回したり、そういうノイズはぜんぶワイパーでwashingしてしまいましょう。

A post shared by Suchmos (@scm_japan) on Nov 5, 2017 at 8:06am PST

以上、Suchmosの"WIPER"という楽曲についてご覧いただきました。

現代社会の閉塞感や、飾り立てた個性など、この曲で表現されていることと同じような憤りを感じている人はとくに若い世代の方は多いはず。

そんな生きづらさを指摘してくれている楽曲が"WIPER"といえるでしょう。

YONCEさんのように、Suchmosの楽曲のようにノイズをwipeしてシンプルに生きていきたいものです。