ロックでもポップでもないGLAY
GLAYは、1994年にメジャーデビューを果たした4人組ロックバンドです。
メンバーは、ボーカルのTERUさんとギター・キーボードのTAKUROさん、ギターのHISASHIさん、そしてベースのJIROさんです。
始まりはTERUさんとTAKUROさんの2人を中心としていましたが、そこにTAKUROさんの友人だったHISASHIさんが加わります。
GLAYは元々北海道函館で結成されたため、今のメンバーが揃うのは上京後です。そこでJIROさんが加わり、今の4人体制になったわけですね。
TERU(テル、1971年6月8日 - ):ボーカル
TAKURO(タクロウ、1971年5月26日 - ):ギター・キーボード
HISASHI(ヒサシ、1972年2月2日 - ):ギター
JIRO(ジロウ、1972年10月17日 - ):ベース
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/GLAY
名前の由来がユニーク
ちなみにGLAYという名前は、彼らの音楽がロックでもなくポップでもないところから「グレーな音楽」というような意味で付けられたそうです。
函館の灰色の空もかかっているようですが、非常にシンプルでありながらオシャレでかっこいい名前ですよね。すぐに覚えられそうです。
「夏音」について
さて、GLAYについて簡単にご紹介させていただきましたが、ここからはいよいよ「夏音」についてお話します。
「夏音」は2006年9月に「夏音/変な夢 〜THOUSAND DREAMS〜」という両A面シングルとしてリリースされた、34枚目のシングルです。
「夏音」は「恋するハニカミ!」のテーマ曲に起用され、「ミュージックステーション」でも2回披露されました。
一方の「変な夢 〜THOUSAND DREAMS〜」は特にタイアップなどはありませんが、なかなかクセのある面白い楽曲になっていますよ。
ジャケットが素敵
筆者はGRAYファンというわけではありませんが、割と好きで時々CDを買っていました。この「夏音」はまさにそれです。
それも、買った理由がジャケット写真に惹かれたという……。それほど、とても美しいジャケットが印象的です。
まるで影絵作品のようです。「夏音」というタイトルも気になり、曲を知らないまま購入した記憶があります。
「夏音」の歌詞を紹介
では、ここからは「夏音」の歌詞を個人的な解釈も交えてご紹介します。美しくも悲しい歌の世界にどっぷりと浸かってみてくださいね。
夏が嫌いだった理由
夏の空は今日も青空で君を思い出すから嫌いだった
君の声が聴こえる 耳をくすぐる響き
照れてる君が好き 夏の音に紛れて
哀しみの微笑みを 喜びの涙を
その一つ一つが 僕の宝物
出典: 夏音/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
夏というと元気で明るいイメージもありますが、ふとした瞬間の寂しさもありますよね。夏に思い出す大切な人。その人の記憶をそっと紐解いているような歌詞です。
愛おしさが一つ一つの歌詞から溢れ出していますね。夏が嫌いだった理由がとても切ないです。
あの日出会って 見つめ合って 指が触れて愛しさ知った
求め合って 恋に落ちた 慰め合って 愛になった そんな日々の跡
出典: 夏音/作詞:TAKURO 作曲:TAKURO
出会いから恋になっていく過程が丁寧に、愛しさを込めて歌われています。指が触れて愛しさを知り、慰め合うことで愛になる。
とても深いですね。