真剣に生きる女性を演じる満島ひかりに注目

『Woman』(ウーマン)は、2013年7月3日から9月11日まで毎週水曜日22:00 - 22:54に、日本テレビ系の「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマ。主演は満島ひかり。

キャッチコピーは、「わたしには、命をかけて守る命がある。」。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Woman_(テレビドラマ)

主演は人気女優の満島ひかりさん。

清純派とはまた違った個性的な演技が魅力的ですよね。

そして真剣さがひしひしと伝わってくるようなこのキャッチコピー。

タイトルと合わせて「女性の真剣な生き様」が描かれているようなイメージが伝わってきます。

気になるあらすじはどんな内容なのでしょうか?

深まっていく家族の絆に勇気を貰えるような物語

主人公の小春は夫を事故で亡くし、2人の子供を抱えるシングルマザー。子供たちへの愛情を活力に必死で働くも生活は困窮する。そして生活保護申請をきっかけに、かつて自分を捨てた実母の紗千と再会。さらに難病の発覚、夫の死の真相…と辛い出来事が降りかかるも、小春は困難を乗り越え家族で共に生きる事を誓い、そして紗千との母子関係も少しずつ取り戻して行く。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Woman_(テレビドラマ)

「女性の真剣な生き様」を描くそれは、二人の子供を抱えるシングルマザーのお話。

本人が幼い頃に母親と別れた経験をしていることから「子供たちに同じ思いをさせたくない」のような気持ちも垣間見えますね。

そこにさらに困難が降りかかるのは運命のイタズラのよう。

しかしそれを乗り越える過程で深まっていく家族の絆、取り戻されていく母との関係があってこそのこのドラマ

運命に強く立ち向かっていく姿に勇気を貰えるような作品となっているのではないでしょうか。

自分に問いかけるような歌詞は何を物語る?

さて、ドラマの内容も伝わったところで歌詞を覗いてみましょう!

「Voice」すなわち「声」とは、一体誰の声なのか。

何を訴えるものなのか、ここから紐解いていきます。

夢も希望も行動から生まれる

今日も僕は誰かだった
君と僕が踊る為の抗争

始めたのは誰かだった
夢や希望の嘘

出典: Voice/作詞:Takahito Uchisawa 作曲:Takahito Uchisawa

出来事が起こるのは「誰かが何か行動を起こしたから」です。

その誰かには当然自分自身も含まれます。

自分が行動を起こせば必ず何かが起こるんです。

「君と僕が踊る為」というのは「幸せになるため」といったところでしょう。

主人公は幸せになるために今日も行動を起こします。

行動の伴わない夢や希望なんて、単なる嘘にしか過ぎないのです。

鳴り出したリズムは音に
伸ばした手が掴もうとしたこと
目を閉ざすのも耳塞ぐのも
全ては僕が選んでしたこと

出典: Voice/作詞:Takahito Uchisawa 作曲:Takahito Uchisawa

手のひらを叩けば音が鳴ることも、手を伸ばせば物を掴むことが出来ることも行動の結果を物語ります。

自分が手を動かせば僅かだって現状を変えることは出来るんです。

変わらない現状がそこにあるのは、そこから目を逸らすことを選んでいるからではないでしょうか。

全ては行動に紐づいているということが、続けて歌われていますね。

自分を信じた先にあるのは

投げ出したもの 指差したもの
「サヨナラ」と僕が手放したもの
信じてみてよ 愛してみてよ
今より高く飛べるよ

出典: Voice/作詞:Takahito Uchisawa 作曲:Takahito Uchisawa

今までいろんなものを諦めてきた主人公。

それは「どうせ自分なんて」という、自分を信じられない気持ちがそうさせていたのでしょう。

もっと自分を信じられたら。もっと自分を好きになることが出来たら。

想像してみれば簡単。いろんなことに立ち向かうことが出来るはずですよね!

今 誰の代わりもいない君の 生まれた声を聞かせてよ
どこにも代わりのいない君の 生まれた声で歌ってよ

消えないで
消さないで
君の声で

出典: Voice/作詞:Takahito Uchisawa 作曲:Takahito Uchisawa