2015年10月に発売された3rdアルバム『Bremen』に収録。
また、3rdシングルに収録されており、ニコンD5500のCMソングとして使用された楽曲でもあります。
タイトルの「Flowerwall」という言葉通り、「フラワーウォール 目の前に色とりどりの花でできた 壁が今立ちふさがる」と花の壁が何かの障害なのか、それとも明るい未来が光指しているのか、どちらとも取れる内容の歌詞になっています。
そして米津玄師本人が出演して歌う姿と、鮮やかな色彩が豊かに溢れる美しい映像が印象的なミュージックビデオにもぜひとも注目したいところです!!
この楽曲のMVもそうなのですが、彼が表現者として秀でている部分には類まれな色彩感覚もある気がします。
彼が遣う“色とりどり”には本当に色がついていて、その言葉を聴いた人の頭にはしっかりと“色とりどり”のイメージができる……。
言葉を受け取った相手の脳内にできるだけ明確なイメージを沸かせるというのは結構難しい事です。
“リンゴ”と伝えて相手にリンゴを想像させるのは難しくないかもしれませんが、彼が伝えんとしているのは漠然としたイメージです。
それを相手の頭にしっかりイメージさせることができるというのは、伝えようとすることの映像を色彩と共に言葉に乗せられるからだと思うのです。
浮遊感・色彩・重量感・手触り……こうした感覚的なものをイメージ通りの単語と結び付けて言葉に落とし込み、色鮮やかに描くというまさに“センス”といわれるものが、米津さんは特化しているとしみじみ感じる作品です。
Flowerwallの歌詞解釈はこちら
米津玄師「Flowerwall」の優しさ溢れる歌詞を徹底解釈 - otokake(オトカケ)
2015年1月にシングルとしてリリースされた「Flowerwall」は、発売から一年以上経ってからもCMソングとして使われ、米津玄師の代表曲とも言える曲でしょう。 人と触れ合うことの優しさが滲み出てくるような「Flowerwall」の歌詞に迫ります。
おわりに
映像もサウンドも、そしてメロディも歌詞も、独特な世界観と、様々な意味を含める楽曲の数々は、どれも米津玄師ならではの雰囲気に仕上がっています。
デジタルポップからミディアムバラード、さらにはダンスミュージックまで、いろいろな曲調とオリジナリティが楽しめる米津玄師。
ミュージックビデオなど、見どころも満載で飽きないはず!!
自分のお気に入り楽曲を見つけてみてくださいね!
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