Aimer
奇跡の歌声
さて今回ご紹介するのは、シンガーソングライターAimer(エメ)。
一度聴いたら忘れない、特徴のある声が印象的ですよね。
実は彼女、15歳の時に声帯を酷使した結果、半年ほど声を出すことが出来なくなるという経験をしています。
回復後、喉を守りながら歌う方法を編み出し、今の声を手に入れました。
奇跡の声は、なんとこの経験から授かったものなんですね。
で、凄いのはここからで、「喉が完全に完治してしまうと、逆に今の声は出なくなる」とお医者さんに言われた結果、完治させない状態を敢えて保っているそうです。
とんでもないプロ根性…!
そして業界内からもその声、歌にラブコールを送る人は多数!
西川貴教や倉科カナといった、様々な業界の著名人がファンを公言しています。人の心を捉えて離さない彼女の歌声。
話題のアニメ主題歌
「恋は雨上がりのように」EDテーマ
さてこの「Ref:rain」。アニメ「恋は雨上がりのように」のEDになっております。
回し者じゃないんですけど、Amazonの有料会員になるとね…ドラマとか映画もそうですけど、アニメもほいほい観られちゃうんですよね…ってなわけでちょっと観てみました。
切ない……
ざっくり「ファミレスでバイトしてる女子高生がバツイチ子持ち店長に恋をする」話なんですけどね、今のところすごい平行線。店長(45歳)振り向く気配ゼロ。
いやそこで「俺も好きだー!」つって付き合い始めてもえっ…まじで…?ってなるとは思うんですけども。それもわかるんですけども…!
これから輝かしい未来がいくらでもある女子高生と、早稲田出身・小説家になる夢を一旦諦めてファミレスの店長をしているバツイチ子持ちのお父ちゃん。
この対比が妙にリアルで抉られます。店長側の詳細な設定が大人にはグイグイ刺さる。
ちなみにこの店長役の声優さん、すごいですよ。芝居がリアルで一人だけ実写の人みたい。
すごいわーと思っていたら、この方実はパイレーツ・オブ・カリビアンの日本語版ジャック・スパロウでおなじみの平田広明さん!わー言われてみれば「おわかり?」の声だー!
よーく聴けば確かに同じ声なんですけど、芝居が全然違うから一瞬分かりません。すごい!あと闘う国民的コックさん・サンジもこの方でした!すごい!海賊多いな!
MVをチェック
それではMVを観てみましょう!一度では飽き足らず、何度も何度も観たくなる。そんなちょっと中毒性のあるMVに仕上がっています。
没頭するうちにいつの間にか涙がこぼれている…そんな抒情的で切ない世界を是非ご堪能あれ。
このMVの監督は、映画「溺れるナイフ」の山戸結希監督。すごく個性的ですよね。ファンタジーのようで、どこかノスタルジックな不思議な世界。
出演しているのは映画「咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A」の主演を射止めた桜田ひよりと、ミスiDの2018年グランプリ受賞者の兎遊。
透明感抜群ながら、どこかミステリアスな雰囲気を持つ2人。絶妙すぎるキャスティングですよねぇ。この世界観に全く埋もれることなく、強烈な印象を残しています。
収録CDはこちら
何種類かあるんですけども、今回はこちらの2種類をピックアップ!
初回生産限定盤
期間生産限定盤