iri【24-25】とは

7インチアナログで2019年11月21日にリリースされ、2020年1月22日にCDがリリースされました。

葛藤が描かれる

タイトル曲「24-25」は、25歳になったiriが自身の葛藤を通してなりたい自分になると宣言を綴った楽曲。サウンド面ではその葛藤を力に変える前向きでポジティブなアレンジで、強く生きる女性賛歌的な響きも相まっている。

出典: https://www.iriofficial.com/disco/?disc=20956

iriのオフィシャルサイトに書かれているように、iri自身が感じた葛藤歌詞に反映されています。

大人になると、自分の気持ちに正直なだけではいけないときもあったり、悩むこともあるでしょう。

でも、サウンドはポジティブで力強くなっています。

手拍子から始まるイントロ。

そこからパワフルなサウンドへつながります。

どんな想いで書いたのか考察

20歳で成人して、5年経ち大人としてのふるまいもだんだんわかってくるこの年齢。

10代とは違う経験を重ねて、どんなことを感じているのか。

iri25歳が感じる今とはどんなものか、等身大の気持ちが書かれています。

知名度も上がり、大人になったiriが思う今とはどんなものか一緒に考えていきましょう。

音楽活動を開始するまで

自分の思う道へ

高校生頃より音楽の道を志し、高校時代は部活動に入らずにボイストレーニングに励んでいた。

大学生になり、自宅にあった母親のアコースティックギターを独学で学ぶと、アルバイト先であった老舗ジャズバーでの弾き語りライブで本格的に音楽活動を開始。主にジャズ・バンドとのセッションを行っていた。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Iri

高校生から自分の向かう方向を決めていたiri。

高校生だと周りと同じことの方が重要になりがちです。

でも、iriは違いました。

同調圧力に屈することなく、しっかりと自分の道を決めて進み始めました。

そして、高校生活の時間を音楽活動下準備に使います。

アルバイト選びもその一環だったのかもしれません。

バイト先に老舗のジャズバーを選び、そこから音楽活動を開始したのです。

メッセージ性を持つ歌詞

こうしてiriは音楽活動を開始します。

高校生といえば、15~18歳の多感な時期です。

揺れやすい感情を持つ時期でもまっすぐと音楽へ向かっていく芯の強さ。

部活動ではなく、ボイストレーニングを選ぶという他と違っても自分の道をいく心構え。

そんな彼女の性格だからこそ、力強いメッセージ性をもたらすのではないでしょうか。

激しく変化する環境

作詞・作曲は、iri自身がしています。

デビューから数年、知名度が上がるにつれて、環境が変わってきたことが歌詞を通じて感じ取れます。

都会に身をおく

めまぐるしく
風が添う
街を飾る
ガヤとネオン
まどろむのも
無理はないよ

出典: 24-25/作詞:iri 作曲:iri