足音は新生ミスチルの第一弾の曲?

ミスチルは2014年の5月にそれまで所属事務所「烏龍舎」から独立し新しいスタートを切ることになりました。

事務所からの脱退というのは代表である小林武史さんとの決別でもあります。

足音は独立後初の新曲ということになりますが、その歌詞に込められたメッセージとはどのようなものなのでしょうか。

新生ミスチルのはじまり、「足音」の歌詞の意味を徹底解説!の画像

1番・・・悪くは無いが、どこか現状に満足していない自分

1番Aメロ・・・無難に成功していくつまらなさ

新しい靴を履いた日は それだけで世界が違って見えた
昨日までと違った 自分の足音が どこか嬉しくて

出典: 足音 ~Be Strong/作詞:Kazutoshi Sakurai 作曲:Kazutoshi Sakurai

ここの歌詞ではこれまでの環境から抜け出し、新しい環境になったことを 新品の靴に例えていますね。

確かに新しい靴を履いた時は周りの人たちにとってはなんでも無いのですが、 自分の気持ちはすごくウキウキするものですよね。

あてもなく隣の町まで 何も考えずしばらく歩いて
「こんなことも最近はしてなかったな」ってぼんやり思った

舗装された道を選んで歩いていくだけ
そんな日々だけど もうやめたいんだ
今日はそんな気がしてる

出典: 足音 ~Be Strong/作詞:Kazutoshi Sakurai 作曲:Kazutoshi Sakurai

これまでは事務所がある程度、いろんなことを用意してくれて、 ただ音楽に集中することが出来る環境だったのかもしれません。

しかし桜井さんはそれは「舗装された道」という風に例えていますね。

これには「失敗はしないけれど、無難に成功していくつまらなさ」のような皮肉めいた 意味が感じとれました。

これまでは事務所がある程度、いろんなことを用意してくれて、
ただ音楽に集中することが出来る環境だったのかもしれません。

1番サビ・・・新しい環境への旅立ち、苦悩

夢見てた未来はそれほど離れちゃいない
また一歩 次の一歩 足音を踏み鳴らせ!
時には灯りのない寂しい夜が来たって
この足音を聞いてる 誰かがきっといる

出典: 足音 ~Be Strong/作詞:Kazutoshi Sakurai 作曲:Kazutoshi Sakurai

ここの歌詞では古い環境を断ち切り、新たな環境でなんとかやっていこうという決意が感じられますね!

ただ気になるのは最後の「この足音を聞いてる 誰かがきっといる」です。

すごくつらいけど、自分たちを見てくれている、待っているファンがいるんだという意味なのでしょうか? きっと事務所から離れたあとはものすごい葛藤や苦悩があったのでしょう。

新生ミスチルのはじまり、「足音」の歌詞の意味を徹底解説!の画像

2番・・・少し弱気な自分、でもそれも受けとめて前を向いて行きたい

2番Aメロ・・・心が折れそう

疲れて歩けないんなら 立ち止まってしがみついていれば
地球は回っていって きっといい方向へ 僕らを運んでくれる

どんな人にだって心折れそうな日はある
「もうダメだ」って思えてきても 大丈夫
もっと強くなっていける

出典: 足音 ~Be Strong/作詞:Kazutoshi Sakurai 作曲:Kazutoshi Sakurai

「どんな人にだって心折れそうな日はある」の歌詞からは、自分の弱さを受け入れている気持ちが感じ取れます。誰だって弱気になることはあるけど、前を向いて頑張っていればきっと良い方向に物事は運んでいくというようなメッセージが込められているのではないでしょうか。

2番サビ・・・仲間と共に頑張っていく決意

今という時代は言うほど悪くはない
また一歩 次の一歩 靴ひもを結び直して
喜びを分かち合い 弱さを補い合い
大切な誰かと歩いていけるなら

出典: 足音 ~Be Strong/作詞:Kazutoshi Sakurai 作曲:Kazutoshi Sakurai