椎名林檎のこれだけは聴いてほしいおすすめ曲第3位 本能

4thシングル


椎名林檎を代表するおすすめ曲です。


動物の中で「いつかくる終わり」を明確に意識するのは人間だけらしいです。


人間以外の動物は「いつか終わりが来る」というのが理解できない。


つまり、生物は本能的には「遠い未来」のことなんか考えられないのです。


椎名林檎が歌う「刹那的な愛」というのは、


動物の本能に基づいたものなのかもしれません。

椎名林檎のこれだけは聴いてほしいおすすめ曲第2位 歌舞伎町の女王

2ndシングル


まるで浪曲のように新宿・歌舞伎町の女の生き様を、


主人公がまだ少女だったころから「歌舞伎町の女王」となるまでを、


実在の地名を織り交ぜることにより情景的に歌っています。


間奏で入る口笛が、


主人公の生き様をよりリアルに醸し出すおすすめ曲です。

椎名林檎のこれだけは聴いてほしいおすすめ曲第1位 ここでキスして。

3thシングル


椎名林檎がまだかなり若かったころに作ったことがうかがえるおすすめ曲です。


どうして椎名林檎の歌はこんなにも狂おしいのか。


それは、彼女の歌う愛があまりにも刹那的だから。


「永遠の愛を誓う」などということは眼中になく、


今、この場所、この瞬間の自分を愛してほしい。


このまま時が止まればいいのに。


その刹那的な愛の極みが「ここでキスして。」という言葉に表れているのです。


近い未来ではなく、どこか別の場所でもなく、他の誰かでもなく、


今、この瞬間、この私と、


ここでキスして。

まとめ

椎名林檎の歌う愛は、「刹那的」がキーワードです。


そして、きっとそれこそが椎名林檎の独特の世界観が人々に受け入れられる理由なのでしょう。


「永遠の愛」を歌うラブソングはロマンチックだけどどこか嘘くさい。


だって、現実には永遠を誓ったはずの愛があっけなく終わるじゃない。


椎名林檎の歌は現実的でなおかつ、


「これほどの狂おしい衝動に身を預けてみたい」というロマンを描いているのです。


その想いはもしかしたら理解できない人もいるでしょう。


「やはり愛は永遠を誓うものであって刹那の愛など快楽の幻想に過ぎない」と。


しかし、人間はそれが罪だとわかっていても、


病んだ心に添えるギブスにすぎないと理解していても、


本能的に刹那の愛を求め、


禁断の果実である林檎をかじってしまうのです。

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