2ndアルバム『YANKEE』に収録されているこの曲は、ライヴでもほぼ毎回演奏される人気曲です。

この曲で米津玄師のファンになった、という方も多いのではないでしょうか。

メロディの切なさと米津玄師の透き通る声が、可愛くもあり、大人っぽくもある。

女性目線で歌われているのですが、違和感のないところがまたすごいんですよね。

彼自身が手掛けたPVも、曲の雰囲気にぴったりとあっていてかなりの人気があり、2018年3月の時点で9200万回以上の再生回数を誇っています。

米津玄師を代表する曲でもありますが、あれ?何で6位なの?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もっと上位、TOP3でもおかしくないのに、という声が聞こえてきそうです。

確かに、この曲は間違いなく名曲です。

でも、考えてみてください。

米津玄師は、このアルバムの後、2018年現在までの間に2枚のアルバムを出しています。

ストイックに自分の音楽を作り続ける米津玄師は、どんどん進化しています。

次々と、名曲が生まれ続けているのです。アイネクライネが、この時点が、米津玄師の最高、そうではなく、彼の最高はもっと高いところに到達しようとしています。

そのため、あえてここではこの位置でのご紹介としました。

2018年の新曲はここに登場!

5位 Lemon

この曲は、2018年の新曲第一弾。MVが公開されると大反響を呼び、なんと公開後13時間で100万回再生を超えました。

2日後には500万回を突破。これだけでも、どれだけのファンが新曲を待ちわびていたのか察することができますね。

この曲は、大人気ドラマ『アンナチュラル』の主題歌として書き下ろされました。

残された者の哀しみや苦しみ、そして去り行く人に対する想いが切々と綴られています。

米津玄師の書く歌詞の中では比較的ストレートな言葉が使用され、分かりやすい歌詞となっています。

4位 アンビリーバーズ

ギターサウンドを排除して作られたこの曲は、米津玄師にとって結果的に転機となる曲であったようです。

この曲を作った当時は自身の中で、強く”変わらなければならない”と思っていたそうで、あえて自分に制約を設けて作られたのがこの曲でした。

もともと悲観的な性格でもあったという彼は、世の中に対する怒りや無気力、不安さを多くその表現に取り入れていました。

それでも、やはり希望を感じさせるものをやりたいと思ったらしく、意識的にそういう表現を用いたということ。

何かを信じない者=”アンビリーバー”は、米津玄師自身。

彼の本質的なところを反映した曲だと語っていました。

2015年リリースの4thシングルで、3rdアルバム『Bremen』にも収録されています。

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3位 orion

2017年にリリースされた5thシングル「orion」。

この曲は、米津玄師初となるアニメ主題歌となった曲です。『3月のライオン』のオープニングテーマとして書き下ろされました。

アニメの原作を読んで、主人公の人物像に共感するものがあり、その主人公の視点で物語の世界に沿ったものを創り上げていったそうです。

ストリングスが効果的に使用され、冬の星座であるオリオン座が、冷たい済んだ空気の中で輝いているような印象を受ける曲です。

神様 どうか 声を聞かせて
ほんのちょっとでいいから
もう二度と 離れないように
あなたと二人 あの星座のように
結んで欲しくて

出典: orion/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

まっすぐに、相手への想いを歌っていますね。

この部分の一瞬の無音が、”神様”という言葉の印象をより強くしているように感じます。

全体を通して美しい言葉が並んでいて、米津玄師の言葉が煌めく星のようにも思えてしまいます

アルバム『BOOTLEG』にも収録されています。

BOOTLEG
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2位  灰色と青( +菅田将暉 )

米津玄師からの熱いラブコールで実現したというこの贅沢なコラボ。

言われてみれば、空気感もよく似た感じのこの2人、米津玄師には何か感じるものがあったのかもしれませんね。

今は離れてしまった、昔の大切な仲間のことを想う歌は、大人になった私達が聴くと、何か普段忘れている大切なことを思い出させてくれるような気がします。

それにしても、2人の佇まいが似ていることには改めて驚かされます。

収録アルバムは、『BOOTLEG』です。

NO.1はこの曲!

1位 LOSER