ヒトリエ【YUBIKIRI】歌詞を解釈！有限な時間が無限とは？"僕に知らせて"に込めた想いを深読み

状況を思うように変えられなければ、不満ばかりがたまっていくでしょう。

変わらない現状を嘆いてため息ばかりを吐く毎日になってしまいます。

しかし例えため息ばかりをつく人間だったとしても主人公はその人のことを嫌いにはなりません。

今は状況が変えられなくて嘆いてばかりかもしれませんが、未来もそうだとは限りません。

この先にきっと変われる瞬間があるはずです。

主人公はそのことが分かっているからこそ、今ため息を吐いているからといって嫌いにはならないのでしょう。

そして変われるチャンスはこれから先何度でもあると考えているようです。

もしかしたらいつまでに変わろう、という期限を設けているかもしません。

しかしその期限は自分次第で変えられるものであり、例えそこまでに変われなくても問題はありません。

期限通りにできないのであれば、自由に変更すればいいのです。

無理矢理時間を決めて変わろうとするのではなく、自分のペースでいいのだと感じさせてくれます。

最後のサビの歌詞は1番の繰り返しになっています。

日常を送っている間にも多くの出来事があり、本当はそれを日々経験するだけでも意外と忙しい日々です。

しかし時にはイレギュラーなことが起こったり、偶然辛いことが重なってしまうということもあるでしょう。

その時にまた日常に戻ることが難しくなってしまうこともあります。

そうした時、相談したり心の内を明かせる相手がいることは1つの救いになります。

主人公は真っ先に知らせる相手になることで、その救いになろうとしてくれているのです。

今回はヒトリエの「YUBIKIRI」の歌詞を読み解きました。

日常を送る中で感じるネガティブな感情は1人で抱えてしまいがちなものです。

1つずつはそれほどでなくても重なればどんどん辛くなってしまいます。

それを一度下ろしてもいいのだと感じさせてくれる歌詞ではないでしょうか。

また、ありのままで良いのだと思わせてくれる、優しさも感じられるでしょう。

ヒトリエはwowakaさんが亡くなってから自分たちの音楽を探し続けていました。

模索し続けた結果生まれた「curved edge」は活動を待ち望んでいたファンに大きな衝撃を与えた1曲です。

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