いきものがかりの”放牧”状況
それぞれのやりたいことを
2017年に10年間活動を続けた”いきものがかり”は「放牧宣言」をしています。
いきものがかりなので、自分たちを生き物に例えたユニークな表現。
柵で囲われた場所から抜け出す放牧を活動休止に喩えています。
放牧宣言した時のコメントには
”ここらで一度、メンバーそれぞれ自由になって見ようかと思います”
宣言通りにボーカルの吉岡聖恵さんは、すぐに米国へ。
ニューヨークやロサンゼルスを回ります。
途中、音楽の祭典であるグラミー賞も観覧。
今までやりたかったことを実現したのでしょう。
さらに緑豊なスイスを探訪。
そこはアニメ「アルプスの少女ハイジ」に登場するような開放的な空間でした。
水野良樹さんは小田和正さんの率いる「委員会バンド」に参加します。
そして山下穂尊さんはアイドルのプロデュースを中心に活動しています。
三人はそんな自分達の近況報告のため”グループLINE”を作ります。
他のメンバーにLINEを通して交流を深めているのです。
新たな一歩
ゆっくり充電できたのでしょう。
ボーカルの吉岡聖恵さんはソロカバーアルバム「うたいろ」をリリース。
音楽活動をついに再開したのです。
時に2018年10月24日。
昭和の名曲やクラシックにも手を広げています。
こうして放牧から得たイマジネーションを曲にぶつけました。
そろそろ”三人でする音楽”に近づき始めているのかもしれません。
むくむくとやる気が出てきた「いきものがかり」。
若者を勇気づけるために作った曲が「今走り出せば」です。
踏ん張っている人に向けたこの曲は、きっと受験生の気持ちにも届くはず。
それでは「今走り出せば」をいろいろな視点で見ていきましょう。
いつも全力で背中を押してくれる三人の曲
受験生を応援する歌
いきものがかりの活動期間は2006年から2017年の10年ほど。
甲子園の曲。
実に多くの名曲を生み出しました。
特に作詞作曲を手掛けるリーダーの水野良樹さん。
彼の作る歌を吉岡聖恵さんがステージで元気一杯に歌う。
それがいきものがかりのスタイルとして定着しました。
もちろん山下さんの作る曲もあります。
観衆も元気になれるようないい曲が数多く発表されています。
今回の「今走り出せば」もそんな元気一杯に歌える曲の1つ。
タイトルに「今」とついていることがポイントです。
”「今」とは何か?”
そのキーワードから”今”頑張っている受験生を応援する曲にもなるでしょう。
ハイな気分にさせてくれる歌
ライブを見るとよく分かりますが、いきものがかりはハイです。
特にボーカル。
軽快な音に合わせてステージいっぱいに走り回ります。
その快活さが観客のボルテージを高めてくれるのです。
飛びぬけた元気。
抜けるような歌声。
そのどれもがファンを熱狂させてくれます。
学習塾とタイアップ
ゼミのCMでも使われた!?
「今走り出せば」をスマホにダウンロードした受験生のみなさん。
通学中の電車の中でも聴けると思ったことでしょう。
実は「代々木ゼミナール」のCMソングにも採用されています。
まさに受験生にぴったりの歌詞なのです。
”どうしたら受験生のモチベーションが上がるのかがわかっている”
中高生の不安や悩みを一気に解決へと導いてくれる応援ソングです。
枕草子やアボガドロ定数に飽きたら、この曲でリフレッシュしましょう。