イナメトオルと「恋愛裁判」の関係性
「恋愛裁判」は40㍍Pが2014年6月10日に公開したボーカロイド楽曲。
初音ミクのオリジナル曲です。
この「恋愛裁判」は多くの歌い手からカバーされ、大ヒットを記録しました。
今やボーカロイド楽曲を代表するといっても過言ではないでしょう。
イナメトオルがシンガーソングライターとして活動したきっかけ
思いのほか反響が良く、彼はもっと歌で活躍したいと考えるようになります。
そして、2015年春からイナメトオル名義でシンガーソングライターとしての活動を始めました。
そのため、今回ご紹介する「恋愛裁判」はイナメトオルが活動開始する原点となった曲なのです。
「恋愛裁判」はどんな楽曲?
恋愛裁判は浮気した男性主人公を被告人、彼女を裁判官に見立てた楽曲。
まるで裁判の証言のように弁論が繰り返され、他にない構成なのが魅力です。
また、楽曲全体としては40㍍Pが得意とする爽やかなピアノタッチなサウンドが印象的。
グルーブ感やリズムの絶妙な切り方がクセになるはず。
それではまず、原曲の初音ミクVerを聞いてみましょう!
ブラスやパーカッションがふんだんに使われ、とってもノリがいいですね♪
メリハリがあって歌詞のストーリー性にも引き込まれます。
イナメトオルVerの「恋愛裁判」のMV
今回ご紹介するイナメトオルVerの「恋愛裁判」では実写版MVが公開されています。
作曲者による実写化なんて素敵な発想ですね!
先ほど見ていただいたMVの主人公側をイナメトオル、彼女側をみゃこという女性が演じています。
それではMVを見てみましょう♪
まず最初に、イナメトオルさんがなかなかの二枚目なのがわかりますね。
サラリーマン時代は素顔を隠して活動されていたのですが、こんなに綺麗な歌声で見た目も華やかなんて。
ちなみに、ピアノ:事務員G、ギター:[TEST]、ベース:mao、ドラム:ショボンのメンバーで演出しています。
シンガーソングライターとしての活動はこのバンドメンバーと行っているようです。
原曲との違い
原曲がザ・DTMというサウンドだったので、バンド編成になると結構雰囲気が変わる気がしませんか?
ジャストなタイミングで楽器が鳴っていた原曲は機械的な切れ味がありましたね。
バンドサウンドになると人が演奏するので、わずかな音のズレが生じるものです。
だからこそノリが全く異なってくるのではないでしょうか?
ピアノ主体のアレンジなのは変わらず、ベースは控えめですね。
ピアノのタッチが実際に指で弾いているので重ためになっているのが印象的です。
キモになるブラスやシェイカーを足しているので、原曲らしさも残っています。
MVに出演する女性が気になる
原曲のMVでは可愛らしい初音ミクが登場しましたね。
イナメトオルVerの「恋愛裁判」では先ほどチラッと紹介したみゃこという女性が登場します。
アイドルみたいでめちゃくちゃ可愛いですね。
彼女はいわゆるニコ生主として有名になったコスプレイヤー。
コスプレや雑談の動画をあげることが殆どなのですが、その美貌はニコニコ内で大反響。
最近ではテレビ出演などもしています。
ボカロP出身者のMVだからこそ、女優やモデルではなくこういったジャンルの人が活躍しているんですね。
こちらのMVでは茶髪のナチュラル系ですが、コスプレすると幻想的な美しさがありますよ。