いきものがかり【チキンソング】歌詞の意味を考察！大切な言葉とは？なぜあなたに肝心なことが言えないのか

チキンな自分にただ嫌気が差しているだけではありません。

なんとか抜け出そうと何度も弱い心を跳ね返そうとしているのです。

きちんと気持ちを言葉にしようとも思っている様子が読み取れます。

けれどそう簡単に変われるわけもなく、結局肝心なときに勇気が出ないのです。

伝えたいことはたくさんあるのでしょう。

いつもチャンスを伺っているのかもしれません。

でもいざ伝えようとすると急に勇気が出なくなってしまいます。

伝えたいことは喉の奥で引っかかったまま何も言えなくなってしまうのです。

結局いつも何も変わらないまま終わってしまうので自信も無くなってしまうのでしょう。

この状況はこれからも何も変わらないといった諦めモードな感情が読み取れます。

ヘタレな自分にとても嫌気がさしているのです。

このままでいいの？と自分で自分に問いかけている様子が窺えます。

しかしおどけるようなお茶目な歌詞から、卑屈にはなっていない様子が読み取れるでしょう。

ずっと心の中で温めていた想いがあるのでしょう。

いつもあと少しの勇気が出ずに、胸に仕舞い込んでいました。

これまでのヘタレな自分のままではきっとずっと口に出来ないまま終わってしまいます。

けれど、口にすればきっと何かが大きく動くことも知っているのです。

想いを口にすることで見えている世界、いまいる状況は変わるはず。

そう思うとだんだんワクワクしてきて、「言ってみたい」という気持ちが生まれたのでしょう。

少しだけ前向きになれた自分ならきっと言えるのではないかと思えてきました。

ずっと隠してきた想いを打ち明けようと顔を上げる様子が読み取れるでしょう。

自分がこの気持ちを伝えられるということは絶対にないと思っていました。

言おうと思っても喉元でつかえて幾つもの言葉を飲み込んできたチキンだからです。

それでも伝えたいことはどんどん溢れてくるのでしょう。

人はいつかは灰になっていきます。

どうせいつか散るのであれば、いま想いを伝えて華々しく散りたいと思う様になりました。

大切なあなたにこの想いを伝えられることは十分幸せなことなんだと気付いたのです。

ずっと温めていた大切な気持ちを伝える決意が出来たということが読み取れます。