結成45周年！THE ALFEE
1974年、シングル「夏しぐれ」でメジャーデビューしたTHE ALFEEはまもなく結成45周年を迎えます。
高見沢俊彦、坂崎幸之助、桜井賢の3人はデビュー以来、活動停止することもなくメンバーも変わらず、ずっと活動を続けています。
1つのバンドでこれほど長きにわたってメンバーの入れ替わりがないというは、非常に珍しいことです。
ここではTHE ALFEEのプロフィールを交え、「THE ALFEE 45th Anniversary Best Hit Alfee 2018 春ノ巻」情報をお伝えします。
今さら聞けないTHE ALFEEってどんなバンド？
ボーカルでベースの桜井賢とボーカルでギターの高見沢俊彦は同じ明治学院高校の同級生で、坂崎幸之助は大学から明治学院に入学しました。
3人は高校のころから音楽活動をしており、本格的にスタートさせたのが大学生になってから。当初は4人編制のバンドでしたが1975年以降、現在のメンバーで活動を行っています。
長い下積み生活が続き、吉田拓郎、研ナオコ、由紀さおり、かまやつひろしらのバックバンドを務めながらライブハウスでの活動を続けました。
長い下積みを経て「メリーアン」が大ヒット
1983年6月にリリースされた16枚目のシングル「メリーアン」が大ヒットし、THE ALFEEは知名度を全国区に拡げました。
実はこの曲がヒットする前に同年8月に初の武道館コンサートを行いました。
当時、ヒット曲のないアーティストが武道館ほどの集客率の高い場所でのコンサートをすることはほとんどありませんでした。
THE ALFEEは全国での地道なコンサート活動を経て、ヒット曲がないにもかかわらず武道館を満員にしてしまったのです。
武道館の後、ジワジワと「メリーアン」がヒットチャートに登るようになり、同曲にて初のNHK紅白歌合戦出場を成し遂げたのです。
日本屈指のロックバンドへ
「メリーアン」以降、「星空のディスタンス」（84）、「SWEAT & TEARS」（86）、「My Truth」（87）などヒット曲を立て続けにリリースしているTHE ALFEE。
2016年にはメンバー全員還暦を迎えました。永遠の王子キャラ、タカミーこと高見沢俊彦も2018年で64歳になるのです。
そう考えると高見沢俊彦の若々しさは驚異的なものがありますね。
80歳になっても、今の高見沢俊彦でいてほしいと願わずにはいられません。
伝説の東京港13号埋立地
1986年8月3日、THE ALFEEは歴史的大規模なBIGコンサートを開催しました。
「1986.8.3 SWEAT&TEARS TOKYO-BAY AREA」は、観客動員数10万人という当時としては前人未到の規模でのコンサートだったのです。
東京港13号埋立地、今はお台場と呼ばれている東京臨海副都心地区です。
フジテレビの移転、ドラマ「踊る大捜査線」の舞台となりメジャー化。りんかい線やゆりかもめなど交通インフラも充実し現在では東京の観光名所として人気のスポットです。
しかし1986年当時、ここには何もありませんでした。何もなかったからこそ、特大ステージ、特大会場に10万人もの観客を集めることができたのです。
ちなみにお台場界隈を「東京ベイエリア」と呼びますが、これはTHE ALFEEのコンサート名が由来とされています。
THE ALFEE40周年記念ドキュメンタリー映画を上映
2014年、デビュー40周年を迎えたTHE ALFEEは2013年から2年かけて撮影されたドキュメンタリー映画が制作されました。
『THE ALFEE 40th Anniversary Film THE LAST GENESIS 〜40年の軌跡と奇跡〜』は2015年2月21日より全国ロードショーされました。
コンサート映像やリハーサル、メンバーへのインタビュー。さらに2014年に行われた明治学院大学名誉卒業式の模様が収録されています。
THE ALFEEの軌跡を収めたファン必見の映画です。
映画はDVD、Blu-ray化（2015.6.27リリース）されましたがAmazon等での販売はなく、コンサート会場とTHE ALFEE Online Shopのみの発売となています。
THE ALFEE 45th Anniversaryコンサート開催
2018年4月5日、川口リリアメインホールを皮切りに結成45周年記念コンサート「THE ALFEE 45th Anniversary Beat Hit Alfee 2018 春ノ巻」が開催されます。
ここではツアースケジュールをご紹介します。
