簡単に語るんじゃない夢を
わかろうとしない他人がほら笑っている
簡単に重ねるんじゃない君を
すぐに変わってくヒットチャートになんか
君は君のままでずっと行くんだから Far away
出典: ブレス/作詞:新藤晴一 作曲:岡野昭仁
夢を持つこと、それを追い続けることは恥ずかしいことじゃない。
自分の夢は自分の夢であって、他人にどうこう言われたって気にすることない。
カッコいい生き方やおしゃれな生き方に自分を重ねなくたっていい。
”あなた”はいつまでも”あなた”でしかなく、根本はずっと変わらないんだから。
というような感じでしょうか。
周りの言うことや周りの人の生活ばかり気にしないで、自分の思うように生きてみればいい。
というように、他のアーティストとは違った角度から背中を押してくれていますよね。
自分の道は自分で決めるもの
少年には遠回りをする時間が与えられ
老人には近道を知る知恵が授けられて
どちらかを笑うことなかれ羨むことなかれ
それぞれの道がある 誰も君の道は行けない
出典: ブレス/作詞:新藤晴一 作曲:岡野昭仁
「ごもっとも!」と思ってしまうこの部分の歌詞。
当たり前のようで忘れてしまいがちな、大事なことを思い出させてくれる歌詞だなぁ、と思います。
人間はどうしても近道を選びがちだけれど、近道をしすぎると人生の大事な部分が欠如してしまう。
しっかりと地に足をつけて、自分の足で自分の道を歩いていかなくては!と初心に戻してくれます。
何かに迷ったり悩んだりしたときは、結構大切なことを忘れてしまいがちですよね。
そんな時にこの曲を聴いたら、冷静な判断ができるんじゃないかな、と思います。
余韻を残したラスト
メロディは音符と休符が作る
ブレスのできない歌は誰も歌えやしない
晴れた日も雨の日もあるように
朝と夜が今日も巡ってくように
出会いとさよなら繰り返す旅人のように
出典: ブレス/作詞:新藤晴一 作曲:岡野昭仁
全体的に音楽とリンクしている部分が多く、彼らの音楽に対する思いが込められているのかな、と思います。
決められたルールの中でお決まりのセリフばかり並べるのではなく、少しレールを外れてみたらいい。
誰に何を言われても、それが自分なんだと胸を張っていればいい。
そんな風な彼らの音楽性を感じ取ることができますよね。
考えを押し付けることなく視野を広げてくれる。自信を持たせてくれる。
そして”あとは任せた!”と言ってくれているような余韻のあるラスト。
いつまでも変わらずに、ポルノらしい音楽を届け続けてほしいですね☆
タイトルの「ブレス」とは?
ブレスを日本語にすると「息」や「呼吸」という意味ですよね。
アルファベットだと「breath」になります。
でも!
CDのジャケットには「V」の文字。
「breath」の頭文字なら「B」になるはずですが「V」。
音楽をやる人ならピンとくると思いますが、この「V」は楽譜上の「V」なのではないでしょうか。
息継ぎのタイミングで書かれている記号が、アルファベットの「V」に似ているんですよね。
「V」に込められた思い
これは私の個人的な解釈ですが…。
ブレス=Vとしたのは、アーティストとしての思いもあったのではないかと思います。
息継ぎをするタイミングって、とっても重要なものだと思うんです。
遅すぎても早すぎてもいけない。ちょうどいいタイミングで行うもの。
でも、息をするように無意識にできる人もいれば、それが難しい人もいると思うんです。
そんな色々な意味が込められているのが「V」という一文字なんじゃないかなと思います。
これが正解かどうかはわかりませんが、自分は自分、十人十色。という意味が込められていると思うと、なんだか元気をもらえます!
ポルノの歌は、一歩踏み出す勇気や元気を与えてくれます。
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