青い栞
人気アニメの主題歌にもなった代表曲
一大ブームを巻き起こした人気アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のオープニングテーマとして話題になった曲です。
じわじわと知名度を上げてきていたgalileo galileiが一気に有名バンドになったきっかけの曲でもあります。galileo galileiといえばこの曲を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
穏やかな雰囲気が続いて聴いていると落ち着いた気持ちになれます。ノスタルジックな情景を綴った歌詞も合わさって、どうしようもなく懐かしくて少し切ない感情が湧き起こってきます。
穏やかな田舎町の風景を切り取ったようなMVもどこか懐かしさを感じさせて、曲の世界観を丁寧に描き出しています。見ていると、子どもの頃の夏の景色を思い出します。
歌詞やサウンド、MVが作り上げる穏やかで懐かしい情景は、『あの花』の世界観とも通じるところがありますね。
夏空
澄み渡るような夏の空が思い浮かぶ爽やかな一曲
デビューから間もない頃のgalileo galileiの、まだギターロック色が強かった頃の楽曲です。
タイトルに『夏空』とあるように、突き抜けるような夏の青空が思い浮かぶ曲です。
リズム良く盛り上がって聴いている人のテンションを否応なしに上げてくれますが、情熱的なだけでなく爽やかさもある軽やかなサウンドのおかげで涼しい印象も感じられます。
聴いていると良い意味で「若い」と感じます。
それはきっと疾走感のあるアップテンポなサウンドだけでなく、不安や悩みを抱えながらも大人になって羽ばたいていこうとする10代の心情を歌った歌詞も大きく影響しているのでしょう。
野球アニメ『おおきく振りかぶって ~夏の大会編~』の主題歌にもなったこの曲は、清々しい夏の空気が匂いまで思い浮かんでくるほど鮮明に描き出された、まさに高校野球というテーマにふさわしい一曲です。
明日へ
サウンド面で新境地を見せた挑戦的なダンスロック
キラキラとしたギターの音や柔らかでキャッチーなメロディなどそれまでのgalileo galileiらしい個性はそのままに、シンセサイザーのサウンドやダンスミュージックなどの要素を取り込んだ挑戦的な一曲です。
前進を止めない気持ちを歌う歌詞やノリの良い四つ打ちのビートに気持ちを高められます。まるでgalileo galileiの音楽に挑戦的な姿勢そのものを歌っているような曲です。
アニメ『機動戦士ガンダムAGE』の主題歌でもあるこの曲は、SF的な世界観が思い浮かぶサウンドや未来に向けて歩んでいくような歌詞など、世代を超えての前進をテーマにしたアニメにぴったりの曲ではないでしょうか。
恋の寿命
軽やかなサウンドと切ない歌詞
明るいイントロで始まる曲です。キャッチーでポップなメロディとは裏腹に、歌詞は恋の悩みや難しさを描いたものになっています。
初めはその高揚感や幸福感が永遠のものに思えるような恋ですが、続いていくほどに上手くいかないことも増えて、悩むことも多くなっていくものです。
そんな苦悩やその果てにある覚悟やポジティブな諦めにも似た心情が鮮やかに歌われています。
生々しい恋の苦悩や成長を歌った曲ですが、決して湿っぽい空気を感じることはなくカラッと爽やかな印象です。それはきっとgalileo galileiらしい涼しげなサウンドやメロディも大きく影響しているのでしょう。
アニメ『まじっく快斗1412』の主題歌です。