【ナナヲアカリ/ワンルームシュガーライフ】歌詞解説！感情も景色もキラキラになる"アイ"って凄い！

音楽番組「ロック兄弟」のMCを務めたり、人気ボカロPとのコラボが話題をよんでいるナナヲアカリさん。

甘くて可愛らしいその歌声は以前から注目されています。

そんなナナヲアカリさんが2018年にリリースしたデビューシングル「ワンルームシュガーライフ」。

作曲(一部作詞も)を担当したのは、高い人気を誇るボカロPのナユタセイジ(=ナユタン星人)さんです。

ナユタン星人さんといえば「エイリアンエイリアン」「太陽系デスコ」などのボカロ曲を作ったことで有名な方！

話題のシンガー・ナナヲアカリさんと人気ボカロP・ナユタセイジさんが組んだ豪華な楽曲といえるでしょう。

今回はこの楽曲の魅力について深く掘り下げていきますよ！

この楽曲はアニメ「ハッピーシュガーライフ」の主題歌になっています。

アニメの主人公である松坂さとうと神戸しおについて書かれた楽曲でもあるんですよ♪

ということで、歌詞の解説に入る前にアニメの内容についてもちょこっと紹介しましょう。

主人公の松坂さとうは、毎日男遊びばかりする女子高生。

本当の愛を知らずに生きていましたが、ある日神戸しおという少女に出会い本当の愛を知ります。

しかし、この松坂さとうという女。

ちょっと独特な考えの持ち主のようで、大好きな神戸しおを一人暮らしの自宅に連れ帰り、そのまま家に閉じ込めます。

そこから、松坂さとうと神戸しおの奇妙で甘い共同生活が始まるのです。

曲名である「ワンルームシュガーライフ」とはふたりの共同生活を指していることが分かりますね。

ということで、歌詞の内容を詳しく紐解いてみましょう。

この歌詞のテーマは愛。

大好きな人がいる幸せを「キラキラ」という言葉で表現した一途なラブソングです。

愛情たっぷりの歌詞について、1番から順に解説していきます。

「感情がキラキラ」とは、心が愛で満たされている状態を指しているのでしょう。

この歌詞の主人公には、自分の心を満たしてくれる大事な存在がいるようです。

大事な人との生活(=甘い世界)が生きがいになっている主人公。

その生活があまりにも大切すぎて、ふたりの愛を邪魔するもの(=嘘になるようなそれ以外のこと)を消そうとしている。

そんな風に読み取ることができますね。

「スキ」という感情がエスカレートしすぎると、暴走を起こすこともあります。

その暴走した状態を「ピント」「ディスコミュニケーション」という言葉を使って表現していますね。

「アイを隠した」といっているので、主人公とその大事な人の関係は公にできないものなのでしょう。

後に家族から捜索願いが出されることになる少女・神戸しおとの関係を描いているようにもみえますね。

ここはアニメの内容が深く絡んでいるように見受けられます。

「なんにも汚れやしないよ」とは、幼くて穢れのない神戸しおのことを指しているのでしょう。

主人公の松坂さとうは、神戸しおのことが好きすぎて少々ぶっ飛んだ考えを持っています。

神戸しおとの生活を続けるためなら、時に手段を選ばず邪魔者を消すことだってあるのです。

「もう天使だって～」という部分は、理性や常識では抑えることができない松坂さとうを描いているのでしょう。

また「制服のポケット」というワードは、女子高生である松坂さとうを象徴しているのだと推測できます。